今回の作品は、別アプリ(🐑)で投稿したものを自己転載したものです。
言ったら失礼かもですが、🍆🍌の死ネタパロが切なくて凄い好きなんですよ🥹なので、最初の小説には相応しくないかもですが!死ネタになります🙏🏻
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・🍆🍌死ネタ
・グロいです
・🍌『』 🍆 「」
・800文字程度
腹部から深蘇芳色のどろどろした何かと、泣き叫ぶ聞き慣れた誰かの声。顔を見ようとしても、目に溢れた涙が邪魔をして見せてくれない。薄っすら見えたのはサングラス越しに見える濃色の綺麗な瞳だった。
今の一瞬の間に、何があったのか。
今日は9月8日だった。明日は俺の23歳の誕生日ということで、ぼんさんがデートの予定を立ててくれた。
何故今日なのか、ぼんさんが俺の誕生日当日は出張らしく、祝うことが出来ないとの事で、前夜祭という形で祝うことになった。
まあ、恋人になって初めての誕生日に会えないのは寂しいけど、ぼんさんなりに色々配慮してくれてるんだな〜と、それだけで幸せだった。
一緒に家を出て、マンションから少し離れた信号を渡ろうとした時だった。
飛んだスピードを出した信号無視の白い車が、いつの間にか俺の目の前まで来ていた。気付いても、怖さからなのか体が固まって、そのままいかれたのだろう。
だって、白い車が深蘇芳色の血で汚れてしまっているから。
「おんりーチャン…!!今救急しゃ、呼んだ、から…
もうすぐ、来る、から!!お願いだから、耐えて…!!」
この声の正体は、俺の恋人で、大好きなぼんさんの声だ。
更に溢れ出す涙なんかどうでもいいと、残った最大の力でぼんさんに抱きついた。
『ぼ、さ…は、だい…じょ、ぶ?』
俺だけじゃなく俺の隣を歩いていたぼんさんも怪我をしているはずで、見えないながらにもぼんさんの心臓が動いていることを確認した。
「、うん、だい、じょうぶ!!だから、喋らないで」
デートなんか予定立ててごめんと何度も謝られ、その度に複雑な気持ちになってしまう。救急車の音が聞こえてきて、それから___
コメント
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深蘇芳色(ふかきすおういろ)は黒に近い赤色で、濃色(こきいろ)は黒に近い紫色のことです!!