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目が覚めると横には束帯と夜着が落ちてあり、部屋には自身のみだった。このような姿を見られると夜に行ったことが知られてしまうので腰が痛いのを我慢し、急いで朝の支度をすませる。
そこからはいつもの日々が繰り返され、今週も会う曜日が巡ってきた。
姿を見ると二人で行った行為を思いだし、顔を直視することができなかった。
この日は清左衛門も伝えたいことがあり、それは二人で駆け落ちをしようと言うものだった。そのことを伝えると朱夜は少し目を丸くしたが、黙って頷きその日から朱夜は屋敷から姿を消した。