新たな新学期、春の桜が舞い降りるとともに仲間が1人居なくなるということは何パーセントなのだろうか
「春」おーい早くしろー
「遥」春ちゃん早いって
「春」遥が遅いだけだろ??
「遥」冗談言わないでよー笑
「晴人」遥は運動苦手だもんな笑
「悠真」待って……みんな……
「春」悠真も苦手なのかよ笑
「遥」春ちゃんは僕の幼なじみでいつも元気でみんなのリーダー的な存在だったいつも僕たちは4人だった……
そのはずだった
4月9日午前8時46分
春が亡くなった
原因は転落死、医者からそう言われた瞬間僕は膝から崩れ落ち大粒の涙を流した。
「遥」春ちゃ……ん?嘘だよね嘘だと言ってよねぇっ!いつもの冗談てっ言ってよ!!!
「晴人 」遥!!落ち着け!
「悠真」悲しいのはわかるけど……今はそっとしておこう……
「晴人」俺だって嘘って信じたいよ…………
「遥」春ちゃん!起きてよ!ねぇっ!また一緒にグズン夕暮れの坂道登る約束でしょ!?
「悠真」約束……破らないでよ……
その日はみんなで泣いた何分いや何時間も泣いた。
今日は僕達の中で災厄の新学期となった
DAYS1夕暮れの坂道