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皆様こんにちは,私
です。今回新しい物語を作っていきます。
結構の自信作です。このお話は似せて作ったりなどしていません。
originalstoryです。
これからよろしくお願いします。
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第1話 花弁が散る
西暦 3×××年の現在。
日本では殺し屋と政治家の内戦が行われている。
驚くことに現在殺し屋が日本で大流行。
殺し屋の専門学校という物が存在するぐらいである―
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日がまだ上がっていない時間帯。
殺し屋の少年少女は今日,人生が変わるとはまだ知らないのだ。
広く暗い 部屋に,赤いソファーが向かい合わせに並んでいた。そのソファーには,40代ほどの男が座っていた。黒髪で真っ赤な鋭い目が特徴の者である。向かいのソファーには,同じく黒髪で鋭い真っ赤な目をした少女が座っていた。彼女の髪は酷く絡まっていて綺麗な顔には邪魔な物だった。
男は,コホンと咳払いをした。何かを話すようだ。
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椿目線
「椿,今日も任務だ 滝沢 栄吾 という裁判員を殺せ」
「はい。お父様。」
有難い任務に私は深く頭を下げた。
私は 舞田 椿,(15)殺し屋である。
私のお父様は有名な殺し屋の一族,“月桂樹”のトップ。舞田 冬獅郎。
お父様は少しして話を続けた。
「今日は特別任務。ということで“スペシャルゲスト”来てくれた。」
スペシャルゲスト? 凄く嫌な予感がする。
するとガチャっとドアが開いた音がした。どうやらお父様の言う“スペシャルゲスト”が来たようだ。
お父様,お願い致します…どうかまともな人で…
「やーほ椿,久しぶりだねぇ」
ヘラヘラしたウザったい声が聞こえ,私の嫌な予感は見事に的中してしまった。
「嘘だろ」
また来たか…此奴。
お父様の言うスペシャルゲスト。夏鬼 礼都
ヘラヘラしていて,凄くウザったいゴミな性格。白髪のストレートな髪の毛も真っ黒な瞳も,人を馬鹿にしてそうなニヤニヤしているその口も全て嫌いだ。
しかし、お父様同士が古くからの仲であり,お父様も夏鬼を信頼している為,文句も何も言えないのだ。
私にとって夏鬼は凄く苦手な奴であり
そんな夏鬼がスペシャルゲストということは何か此奴と絡まなければいけないということなのか。
お父様は夏鬼と何か会話をして,何かのパンフレットを見ていた。
戸惑いながら私は大きな声で
あのっ! とお父様に声を掛けた。
お父様は, ん? と言いながら私の方を振り向いた。
「お父様,“此奴”と特別任務というものをやるのですか?」
口が滑って此奴と言ってしまった。
「あぁ,そうかお前は礼都が嫌いか…」
お父様は悟った顔して夏鬼を少し馬鹿にしたように笑いながら頷いた。
「舞田さんそれ俺の前で言いますかね?」
苦笑いしながら、夏鬼は私の方をくるっと見て大きな声で説明した。
「椿!!任務だ!俺たちは今から夏鬼高校の試験を受ける」
夏鬼はニヤニヤしながら腕を組んだ。
「夏鬼高校に入学するんだよ」
夏鬼は大きな声で夏鬼高校と書いてあるパンフレットを私の顔の前見せつけた。
頭が追いついて行けなかったがようやく,い意味がわかった。
「夏鬼高校か,いいな」
夏鬼高校は,夏鬼の御先祖様が作られた,殺し屋の専門高校
「そうだ。俺たちは殺し屋なら知ってて当然のあの殺し屋専門高である夏鬼高校に入学するんだ!」
「そうか立派な殺し屋になることができるのか」
これでお父様のお役に…
そんな時,お父様はコホンとまた咳払いをした。
「お前ら調子乗ってやがるがな,まだ入学するとは決まってないからな」
そうだった…
立派な殺し屋,絶対なりたい。
絶対入学しなければ…
絶対試験に受からなければ!!
私は拳を握りしめた。
「受かりたいのなら滝沢 栄吾 という裁判官を殺すのだ。分かっているな奴らは手強いぞ…」
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椿目線
手強い…か
お父様は私たちに特別な任務を与えてくれた。私たちを立派な殺し屋にする為…
今私は月桂樹の仕事用の車に夏鬼と一緒に乗せてもらっていた。
私も夏鬼も当日に聞かされていたことだから,急すぎて理解することが難しいが,それは試験のルールの為で試験を受ける者皆は当日に聞かされるのだ。
「着きました。」
運転手の方が私たちに声をかけた。
「必ず合格してください。
運転手の人がグッドポーズをして言った。
もっと真面目な人だと思ったので私たちは苦笑いしてしまった。
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椿目線
車から降りて約3分歩き,ようやく夏鬼高校の目の前に着いた。
夏鬼高校の校門の目の前に,小柄の女の人が朝礼台に立っていた。夏鬼高校の関係者なようだ。前髪パッツンでドジ目で萌え袖でとても殺し屋の民族だとは思えない。
試験の時間になり,受験者が全員揃ったか担当の先生が確認し終わった時,さっきの小柄の女の人がメガホンを持って朝礼台で仁王立ちになって,喋りだした。
「未来の生徒諸君!!自分は夏鬼高校,生徒会長の椎田 どんぐりだ!君たちは今から2人ペアになってもらう!そして裁判員である 滝沢栄吾 を殺すのだ!!優秀なペア100グループのみが夏鬼高校に入学することができるのだ!受験者は1084人!そして884人がい無なる!」
ここまでのこの話を聞いて受験者たちは皆,ゾッとしたような顔をしている。
「どんな殺し方でもいいが,敵に見つかる様なことだけはするな!そしたら自分たち夏鬼高の生徒が殺し屋の恥としてお前を殺す!いいな!!!!」
敵に見つかることは殺し屋の恥と昔ながらに言われている。ということは“殺し屋の民族と敵以外に見つかるとすればそれはもう死”
ということだ。中々面白いではないか。
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礼都目線
( あー,こんなの俺にかかれば余裕だね
椿も余裕で行けると思うし…)
俺はそんなのことを考えていた。
だけど…こんなぬるっと始まるもんかねぇ?
親父も何で試験日のことを黙ってんのか…
…俺が昨日言ったからかな。
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前日のことだった。
「おーい,親父ぃ」
俺はコンコンと親父の書斎のドアをノックした。
「どーぞー」
親父は書斎でなにかの書類を筆で書いていた。
「なんか用?」
親父の視線は書類の紙からちらっと上に視線を変え俺の方を見た。
「親父俺,夏鬼高校行くからねぇ」
「そうだな」
親父は知ってるような口振りで返答した。
「あれ,言ったっけ」
「お前はもう確定で入れたいからな。」
「そっか,俺たちの学校だもんねぇ。俺優秀だし推薦かぁ」
やっぱ,親が校長だとと余裕だと思ったが間違いだった。
「嫌,この学校推薦とかないから,殺し屋の学校に面接とか無いだろ。」
「え…あ 実技試験なの?」
「あたりめぇだろ」
本当は少し分かっていたけどいざ言われるとガッカリする。
「お前は優秀だ礼都。行けるだろ」
ニヤッと俺の方を見て笑った。うぜェ
「余裕に決まってんじゃん。誰だと思ってんの?」
まぁ,やるしかないよな。
数ヶ月後か?頑張るか
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とか思っていたのに…それが明日だっなんてな。
「2人ペアになってもらう!!」
生徒会長 椎田 どんぐり がそう言った。
2人ペアか…椿となら余裕だな。足でまといにもならなそうだし。
あの感情の無い女は殺し屋に向いている。味方になれば心強いが…少しは人間味もあって欲しいところだ。
まぁやるからには,No.1だよな。
俺は親父を超え,椿よりも優秀な殺し屋になり,俺の日本を創る。それだけだ。
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椿目線
もうそろそろお父様が言う特別任務だ。
車の移動中 夏鬼が ノートパソコンで,滝沢栄吾について調べていたので 顔や学歴も頭の中に入っている。私たちが殺す理由はきっと,私たちの味方である殺し屋の1人を死刑に仕向けた人物であるからとかなんとかだろう。よく分からんがとにかく松田 栄吾を殺すこと。それが私の役目である。
2人ペアは性格は苦手だが優秀である 夏鬼にしようか。
そう考えていると
生徒会長 椎田 どんぐり が声を荒らげた。
「今から,君たちの人生は変わるのだ!立派な殺し屋になるのか,それとも死ぬのか!!歴史に刻まれるような立派な殺し屋になりたいのなら…」
椎田 どんぐりは息を吸ってメガホンを顔の前に持ってきた。
「滝沢栄吾を殺せぇぇ!!!!!」
小柄で静かそうな生徒会長が声を荒らげ,皆一同驚いたが
うおぁぁぉあぉ!!!!
と受験者も叫び出した。
「立派な殺し屋になる為の試験スタートだ!!!」
生徒会長が声を上げた。
そして高い音の笛が鳴り出した。
まずは,ペアを作らなくてはならない。
他の受験者たちはそこで戸惑っているようだが,
私はもう決まっている。
「夏鬼!!!」
人々がパニックになり叫びながら人を探している。負けじと私も夏鬼に声が届くように声を上げた。
夏鬼は分かっているよという顔をして
「行くよ椿。」
と私の肩を叩いた。
私と夏鬼も滝沢の居場所は検討が着いているようだ。
私たちはその場所へ拳銃と爆弾を持って行った。
この試験にはポイントがある。
ポイント 1つ目 は人々が気づかないようにすること。気づかれたら即死である。
ならば,人々に気づかれないような速度で走れば良いということだ。
ポイント 2つ目 は滝沢に自分自身狙われていることをバレないよう,気をつけるということ。それは他の受験者の問題である。
圧倒的にこの試験はこれまで人を殺した経験があるからこそ,経験豊富になればなるほど有利になる。
そんなことを考えながらも私と夏鬼は,滝沢の現在地に辿り着いた。
ここは彼が住むタワーマンションである。
その時,連絡が来た。「バレタ」と送られてきた。この携帯電話は情報収集ができるよう,試験前に試験官から一人一つ配られた者である。
つまり,この バレタ は滝沢は自分自身が大量の殺し屋に狙われていることに気がついたようである。
「不味いぞ夏鬼。」
「わかっている。」
「椿,お前は屋上いけ。俺は,窓を割って逃げるかもしれない。俺は外から見ている。」
「了解だ。」
私は急いで,エレベータを停止させ階段で屋上に向かった。
「ふぅ…やはりいたな。滝沢」
「この人殺しがぁぁ!!!」
小太りの男,メガネをしている。こいつで間違いない。
「夏鬼いたぞ。受験者もまだいない。邪魔はこない早く急げ。」
「そうはさせませんね。勝手に殺されてたまるものですか。」
屋上からヘリコプターが来た。ここまでは私たちの予想通りである。しかし,なぜかヘリコプターはこっちに向かってくる。
「は?」
どういうことだ。
「危ないよ!椿!」
ようやく夏鬼が来たが危ないってどういうことだ。後ろを振り向くとヘリコプターが私に向かってぶつかってきた。
「え?」
ゴォオォンンン!!!!!
悲鳴が響きわたった。
何も見えない。 何もかもふっとんでしまった。なんだろう、どういうこと?
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目が覚めた。
するとベットのところに白髪で目に2つの傷がついた男が寝ていた。
「え?」
「誰よ!!!」
私は白髪男をぶっ叩いてしまった。
「うわぁ!痛い!!何すんだよ椿!」
え?誰?
黒髪の真っ赤な眼を持つ着物を着ていた男もいた。
誰なの?この人たち…?
「椿。お前試験合格したんだよ。運いいな」
白髪の傷男もこっちを見てニヤッと笑った。
何こいつ…なんか苦手そう。
「あんた誰よ…?」
私は勇気を持って質問してみた。
「え?」
白髪の男と黒髪の男は驚きながら,医者を呼びに行った。
一体どういうことか?
続く
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おかえりなさい。 すんませ長かったっすよね。
最後どういうことかと言うと,
ヘリコプターにぶつかって椿が記憶喪失になってしまったと言いたかったんですよ。
語彙力無いやつがまじ小説とか向いてないわ…このお話はピチピチの私が作ったお話で言葉にすると難しいなぁと実感しました。
是非今後ともこの作品を見てくれたら嬉しいです。
では、じゃね