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私はついに今、立っている。この、大きな舞台に。「ずっと好きでした、付き合って下さい」おなじみの、面白みのないセリフ。これで、いいんだろうか。胸の鼓動が響く。「えっと・・」彼の声が聞こえる。「ごめんなさい」・・え?いま、なんて・・?やっぱりそうだ、叶うわけがない。涙が込み上げてくる。・・・・帰ろう。私は家に帰ってからもずっと泣いた。「やっぱり無理なんだ、叶うわけなかったんだ。」わかっていたのに、どうしてあんなことをしてしまったんだろう。次の日、学校に行くと友達が好きだったこと歩いてた。聞いてみたら「じつは、付き合っちゃいました!」私は、「へー!良かったじゃん!おめでとう!」といってあげた。でも、心のなかでは少しもそんなこと思ってなかった。なぜなら、私が彼を好きなのは彼女も知っていたはず。なのに、なぜ彼女は彼と付き合ったのだろう。そこで彼女が本当の友達じゃないことに気付いた。