タプテソ
⚠️⚠️⚠️死ネタ
初めての死ネタなんですけど…頑張ります
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ずっとこの時間が続くと思ってたのに
桜のように、君は散った。
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それは‥あの日のこと。
俺達の記念日だった
楽しい日になるはずだった
俺の家でパーティーをするはずだった
だけど
「あれ‥テソナ遅いな」
このときの俺は本当に何も思っていなかった
テソンが交通事故に巻き込まれているなんて
あと少しで20回目の記念日が来るはずだった
来るはずだった
来るはずだったのに
訃報を聞かされたあの時
俺は頭が真っ白になった。なんで?どうして?テソンが?冗談だよな?記念日の悪戯に決まってるよな?
そんな考えが頭で掛け巡った。
全身に嫌な汗をかいた。
俺は気付いたら全速力で病院に向かっていた。
信号など何も気にせず、ただ突っ走っていた。
病院には、既にメンバー達がいた。
「はぁ‥はぁ‥テソッ‥テソンは?」
「……テソンは‥今、手術室…グスッ」
ジヨンが泣きながら答えた
─そこから何時間経ったんだろう。
──俺はどれだけ泣いたんだろう。
手術室のランプが暗くなった。
そこから、医者が出てきた。
最善は尽くしましたが…
重傷でデソンさんは助かりませんでした。
嘘だろ?
俺は…ただ泣くしかできなかった。
他のメンバーも、みんな泣いていた。
それから、別の医者が出てきた。
「デソンさんが亡くなる前に、持っていたものです。おそらくあなた宛かと思われます」
俺にドーナツの箱を渡した。
そこには、俺が好きなチョコレートがかかっているドーナツと、砂糖がかかっているドーナツがあった。
もう、チョコレートと砂糖は溶けていて、ドロドロだった。
クシャクシャな手紙も入っていた。
タッピョンへ
今日は僕達が出会った素敵な記念日です!
なので、タッピョンが好きな甘いものを買ってきました!えへへ。タッピョン、このチョコレートがかかったドーナツと、砂糖がかかったドーナツ好きですよね。
もう少しで20回目の記念日ですよ!
20回目の記念日も、僕達2人でいれたらいいなぁ。
テソンより
俺はただ泣き叫ぶしかできなかった。体の水分が全てなくなるくらい、泣いた。
それだけ俺は、テソンを愛していた。
ああ、今年も桜が咲く。
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番外編も書きますね!
テソンが奇跡的に助かって20回目の記念日を一緒に過ごすという…