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君は人を見捨てる事なんて出来ないよね。
僕と君が出会った時だってそうだった
「や、やめて、、」
「はぁ?何言ってんの?お前に拒否権とか無いんだけどww」
「さっさと金出さないからだろぉ?www」
「早く出してれば痛い思いなんてしなかったのにwwなぁ?」
「馬鹿なやつだw」
君の長い足が僕の胸ぐらを掴んでいた奴の腹を蹴飛ばした
「こんな事して恥ずかしく無いの?弱い者イジメとかだっさ」
絡んできた奴らに君は臆さず堂々と言った
そいつらは漫画みたいな捨て台詞吐いて逃げていった
「あんた大丈夫?」
「あ、うん。大丈夫、ありがとう。」
まだ何があったか分からなかった僕はきょとんとした顔で答えた
君はあいつらに向けた顔と違ってとても優しい顔で僕を見た
「そっか。なら良かった」
身なりを整えてどこかに行きそうな君を引き留めた
「あっ、ちょ、ちょっとまって!!」
「え?なに?」
少しびっくりしたような君は立ち止まった
「き、君の名前!教えて欲しいんだ!」
名前を言って優しく笑う君は手を振りながら歩いて消えていった