コメント
3件
最高です……語彙力をわけてほしいぐらいです……
さ、、い、こ、、、う、、、、、チーン (ノニトリルは尊すぎて4んだ)
※前作の続きと思われるものです。単体でも違和感なく読めます。少しだけ冬弥が喘いでるので苦手な方はここで回れ右することをオススメします。
「ん…っふ…ぁ」
「耳だけで感じてんの?かわいーね、冬弥。」
「っ…そこ、で…喋っちゃ…やっ」
冬弥は可愛い。制限だらけの幼少期が影響してか、少し世間知らずな所も、オレの言ったことを鵜呑みして信じてしまう所も。切れ長の目、グレーの瞳、陶器のように白い肌。普通の人が見ると“かっこいい”に当たるんだろうが、そんなことはどうだっていい。オレは冬弥の、ふわり、というエフェクトが付きそうな優しい笑顔が好きだ。でもその笑顔をオレ以外に向けるのはやめて欲しい。勘違いして襲う奴がいるかもしれないじゃないか。いや、実際いた。まぁ、冬弥に存在すら知られる前にオレが始末したんだが。それに、今更そんな事を言ったって、相手は無自覚天然真面目バカ。「そうだろうか?」と首を傾げて終わるに違いない。余計に意識してあの笑顔が見れなくなるのも困る。
そんな風にグダグダ考えていたら、ふと視線を感じた。それは耳をとっくに堪能し終え、首を伝って真っ白で細長い指先に口付けを落としている最中だった。目線を上げ、こちらを見ているであろう冬弥に顔を向けると、バッとそらされてしまった。
「冬弥。今こっち見てただろ」
「っ!み、見ていない…」
「そんな顔で言われても説得力ねぇって。…で、どうしたんだよ。」
顔を真っ赤にして俯いたっきり言葉を発さなくなってしまった小さな唇。でも知っている。こういう時の冬弥は待てば自分から言ってくる、それはオレの経験が物語っていた。
長い長い沈黙の後、意を決したのかその唇が小さく震えた。
「…………あ、彰人が…」
「オレが?」
「…違うことを考えている…ようだったから、…少し…少し、寂しかっただけだ…」
またこいつは。俺の理性を崩壊する天才か。白い肌をりんごのように真っ赤に染め上げ、目には今にも零れ落ちそうなほど涙をためて小さな声で爆弾級のセリフを投下してきた。
「ヘー。オレが冬弥の事見てなかったから寂しくなっちゃったんだ?」
「……そう、言ったつもりだが…」
「そっか、ごめんな。」
「…別に謝ってほしいわけじゃない…」
「ま、考えてたの、冬弥の事なんだけどな。」
「…え、そうなのか?」
「おう。まあでも、現実の冬弥が寂しいって言うならそっちを可愛がらないとな」
「…?あ、おい、彰人…!」
冬弥は可愛い。少し考え事をしただけで「寂しい」と伝えてくる素直な所も。耳元で囁くだけでドロドロに溶けてしまうくらい敏感な所も。オレは冬弥のグレーで静かな瞳が、オレの色に変わるのが好きだ。まるでオレしか見えない、って縋りついてくるみたいだから。この先どれだけ、この可愛い恋人に振り回されるのだろう。いや、それもある種の幸せなのかもしれない。これからオレ達が歩んでいくであろう幸せな未来を想像して、ふっ、と笑ってしまった。そんなオレを見て冬弥が疑問を口にする前に、オレは冬弥に少し経てば消えてしまう小さな痕をつけた。これで冬弥は、