どうもしぃなです!久しぶりに心中が書きたくなりました!
書きました!(?)
ではどうぞ!!(?)
※・らんこさ(監禁?っぽい表現 有り
・死ネタ(心中
・なんか何を書きたいのか分からなくなって結構駄作((
**…………………**
l「こさめ、大好きだよ、?…こさめも、そうだよね、?」k「、…うん。」
こさめも大好きだよ、って言うと嬉しいのか悲しいのか分からない、なんとも言えない表情で笑う君。
正確には笑ってない、笑顔を作って顔に貼り付けているだけ、それがこさめのらん君への恐怖心をより一層強くさせる。
l「こさめってほんと肌白いよね」
k「そう?」
そう言いながら足やら背中やらをさする、っていうか触ってくる。
やがてこさめから特に反応がなくて飽きたのかすっと離れていくらん君。
l「…明日一緒に海行かない?」
k「、ぇ…」
こんなことは初めてで戸惑ってしまった。
らん君の中の狭い鳥かごに放り込まれて約10年、らん君の方から外へのお誘いなんてされたことなかった。
最初の数年は俺の方から海とか行きたいって言ってたけど外なんて行かしてくれるはずもなく今となっては諦めていたというのに、
l「ね?ずっと行きたいって言ってたでしょ?行こうよ、海」
きっとこれは、海へのお誘いじゃなくて、…
l「行くの?行かないのどっち、」
だんだんらん君から表情がなくなっていく。
k「、行く。」
l「やったね!楽しみー、こさめも楽しみでしょ?」
k「、うん。すっごい楽しみ」
l「じゃあ早く寝ないとね~!ふふっ、じゃ~ね、こさめ!おやすみ~」
k「おやすみ」
いつもより優しく扉が閉められる。
明日、…何かあったっけ、
何で急に、こんなこと言ったんだろ、
部屋の端に掛けられたカレンダーを見る。
今は2025年だけどカレンダーは来た当初の2015年のままだ。
カレンダーに書かれた明日の日付の下には 海 とだけらん君の字で綴られている。
k「明日、何かあるのかな、…」
らん君の物になってからこの時期になるとずっと気になってた海の一文字。
多分10年前のらん君は10年後にこさめと海に行くの決めてたんだ、
ここまで来たらもはやらん君が怖いとすら思う
k「海、ぃきたくないなぁ、…」
*…*
l「こさめぇ!起きて~?」
k「ん”、はい、…?」
l「海、行くんでしょ?」
k「あ、そうだね、」
l「、…行きたく、なかった?」
k「え、いや、行きたい…よ?」
l「だよね、?じゃあこれ」
k「へ、…?」
渡されたのは首輪。
意味が分からなすぎて戸惑ってしまう。
k「これ、どうするの?」
l「つけて!」
k「ぇえ、?」
l「…早く、」
k「う、うん、…」
l「!似合ってる」
そう言いながららん君はこさめの首輪に赤く染められた糸を巻きつける
l「これで俺の物だねっ!俺が一番こさめのこと大好きだもんっ」
k「、!ほんと?」
l「うん!だぁいすき」
妙にねっとりとした (?大好きを言った後に にへぇっ、と笑うらん君…
不覚にも何回も聞かされたらんくんからの 大好き が初めて嬉しく感じてしまった。
l「こさめも準備できたし海!行こ?」
k「、!うん。」
手を引かれて久しぶりに外に出た。
普段家にいるからか余計太陽が明るく感じる。
近所の人も通りかかったけど冷めた目はしていなくて同情の眼差しに似た目を向けられた。
一回男の子が何で犬になってるの?ってお母さんらしき人に聞いてたけどお母さんらしき人にすぐに口を塞がれていた。
これに関してはこさめも男の子に同感。なんでこさめ首輪付けられて引っ張られてるんだろ…
l「、やっぱ夜にすればよかったかなぁ、明るすぎ」
k「そう?こさめ明るい方が」
l「暗い方がこさめの顔みんなが見れなくていいよね?だからこさめも暗い方がいいよ」
k「ぁ、うん、!こさめ明るい方が嫌い、って言おうとしたんだよ?」
l「なぁんだ、やっぱ俺達一緒だねっ」
k「、うん、!」
らんくんのお話に付き合っいながら崖に向かって坂道歩いているといつの間にか目の前に海が広がっていた。水面に太陽の光が反射している。
明るい。
l「うわ、明るいねぇ」
k「だね、…」
らん君も一緒のこと思ってたんだ、…
l「ふふっ、前のこさめの目みたい、今は真っ暗な目してるけどね~笑」
k「そう、?」
l「うん。俺達ずっと一緒にいるんだもん。こさめのことくらいすぐにわかるよ!” 俺は “ こさめのこと大好きだもんっ♪」
やっぱりこさめ狂ったのかも。らん君からの好きが嬉しくてたまらない。
この感情が 嬉しい なのかはよくわかんないけど
らん君からの好きをなるべく避けて生きてきたけど意外と好きって正面から受け取ると案外良い物なのかも知れない
それならこさめは今までこんなに良いものをらん君からたくさん受け取ってたのに一回も心の底から好きって言ったことない気がする、
なら大好きよりももっと、
k「こさめも、愛してる」
l「…俺も、」
今度はいつもと違うようで違わないよくわかんない笑顔を顔に浮かべるらん君、
それと一緒に首輪に繋がる糸を引かれてらん君の腕の中に収まった。
視界が反転して空が下に見える。
l「、ずっと愛してるからね」
コメント
12件
空が下に見える ってつまり海に沈んでいくこと表してるんだよね ?! 表現力というかなんというか ... 言葉選びが天才すぎて圧倒される 🫠🫠 しぃなちゃんのかく小説の文章のひとつひとつが丁寧で読んでて分かりやすいからだいすき !😖💗 今回も最高すぎたよ ~ !!🫶🏻 ´-