魔入間腐

イチョ ツムルが好きだ付き合ってくれないか?

ある日突然大好きだった悪魔にそう告げられた

ツムル …

イチョ 流石にダメだよな…この事は忘れてくれ

そう彼は去ろうとした

ガバｯ

俺は何故か大好きだった彼に抱きついていた

イチョ どうしたツムル

そんな彼の言葉が昔と重なった

飲み会だったあの日俺は飲みすぎて酔っていた

若ツム ﾝｸﾞ…調子乗っちゃってこの有様か…カッコ悪ぃ…

??? どうしたツムル?

俺はその時初めてその悪魔が好きだと気づいた長く綺麗な髪ツヤがありちゃんと手入れされる事もわかる                          若ツム 綺麗だ…                        若イチョ …?

若ツム あ…///                       思い出してしまった…俺はもうこの悪魔を好きになりたくはなかった

でももう少しだけこの手を離したくはない

イチョ …                             ツムル …

イチョウから見てはただ男の俺が抱きついているそれだけの事だが俺にとっては心臓の音でうるさい

ツムル ごめん…

そう俺はパッと手を離す

イチョ ツムルは俺の事嫌い?

そう彼は尋ねてきた

ツムル …

ツムル お前が好きだった… ずっとお前の事が好きだったのにお前は見てくれなかった…

ポロｯ  何故だろう泣いてしまってる自分がいる

ツムル ずっとずっとお前の事が好きだったのに好きだったのにｯ…グスｯ

ギュ…

イチョ ごめん

ツムル 好きだった…

イチョ お前の気持ちに気づけなかった…

イチョ ツムル！もう一度言わせてくれ

お前が好きだ付き合ってくれ！

ツムル …

イチョ ツムル?

ガバッ

ツムル 俺も好きだ付き合ってください！

イチョ ！

イチョツム よろこんで！