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タプジー書きます!
たまにニョントリやべべタプ タプテソ タプ総受けなど書くかもです
『夜、ふたりきり』
ツアー最終日の夜、ホテルの高層階。
深夜2時、ジヨンはスウェット姿でTOPの部屋をノックした。
🐲「ヒョン、寝てた?」
🔝「……寝れるかよ。お前があんな顔でステージ降りてくるから」
ジヨンはふっと笑って、部屋の中へずかずかと入る。ソファに沈み込みながら、足を投げ出し、テーブルの上の水を勝手に飲んだ。
🐲「なんの顔よ」
🔝「……寂しそうな顔」
TOPの声は低くて、少しだけ熱を含んでいた。ジヨンはごまかすように笑って、カップを置いた。
🐲「……終わると、やっぱり、空っぽになるんだよ。毎回」
🔝「空っぽなのは、お前じゃない。俺だよ」
言った瞬間、沈黙が流れた。
ジヨンが顔を上げると、TOPは真剣な眼差しで見つめていた。ふざけた調子もない、からかいもない――ただ、まっすぐだった。
🔝「なぁジヨン。ずっと隣にいて、お前のこと、何度も見てきた。強がって、尖って、でも、すごく優しくて……」
🐲「やめて」
ジヨンは遮った。けれど、声が震えていた。
🐲「……言われたら、俺、もうごまかせなくなる」
🔝「ごまかすなよ」
TOPが立ち上がる。重い足音とともに、すぐそばに来る。
🔝「俺はもう、我慢してない」
唇が重なるまでの距離は、一瞬だった。
けれど、そのキスはやさしく、どこまでも切なかった。
ジヨンは目を閉じて、身を委ねる。唇の隙間から漏れる吐息。
離れた瞬間、小さくつぶやいた。
🐲「……もっと早く言ってよ、ヒョン」
🔝「今言ったから、もう遅くねぇ」
今度のキスは深くて、ジヨンの奥にある寂しさをすべて溶かすみたいだった。
タプとジヨン――長い旅路を共にしたふたりは、ようやく”終わり”じゃなく、“始まり”を選んだ。
最近伸び悪いんですよねぇ、、、
つらすぎ
もう現実逃避でテラーノベルに居るようなもん