轟くんに片思い中の爆豪のはなし。
ちなみに轟くんはどっかのモブ女とできてます
けれど本編にはモブ女の話題は出るけどモブ
爆豪くんの恋が報われないです。
一応轟爆軸のつもりでかきましたが、轟爆轟なので見方によっては爆轟です。
誤字脱字、または日本語がおかしくなってるとこは優しく指摘してくださると助かります。
豆腐メンタルなので…
まあとにかく本編にいってらっしゃい!
突然だが、俺は舐めプ野郎こと轟焦凍が好きだ。
だが轟には彼女がいる。
それもかなり美女の。
あんなのに 叶わないのはわかってる。
だけどこの気持ちを捨てきれずにいる。
毎日毎日自分への嫌悪感と気持ち悪さで吐きそうになる。
だけど俺にはこんな弱さを見せてる暇はない。
だから、前を向かなきゃいけないんだ。
「はぁ…」
そう俺はため息を着くと、先程まで座っていた椅子を横目にベットにダイブする。
一生、このまま時間が止まってればいいのにな…
…よし、無駄なことは考えないようにしよう。
そして俺はそのまま眠りについた
ぴぴっ、ぴぴっとアラームの音が鳴り響く。
その音で意識を浮上させた俺は、アラームを止めてタオルを持ち、洗面台へ向かう。
エレベーターに乗り、1階を選択するが上に行き、5階で止まる。
(誰だ…?)
軋む音共に扉が開かれ、その先にいたのは見覚えのある紅白頭野郎だった。
轟「お、爆豪。おはよう。」
「…話しかけてんじゃねぇ。」
今こいつの顔を見ると、色んな感情が溢れ出してしまう気がする。
そのため、そっとバレないように顔を背ける。
轟「なぁ、爆豪。前から思ってたんだが、なんでそんなに俺の事を避けるんだ。」
「テメェが嫌いだからに決まってんだろ。」
轟「え……、…そういうのはきちんと顔を見て言ってくれないか。 」
「うぜぇんだよ!!」
突然大声を出したからか、轟の目が点になるのが目に見えてわかる。
その時、ちょうど1階に到着し、扉が開かれる。
轟「ばくご「かっちゃんおっはよー!」
轟「あ…、」
(なんでそんな顔なんでそんな顔するんだよ…期待しちまうじゃねぇか…)
「朝からうるせぇ。」
上「酷くね!?あ、轟もおはよ…って何その顔!?この世の終わりみたいな顔してんぞ!?大丈夫か?! 」
轟「…あ、あぁ…大丈夫だ。」
上「ほんとか?あ、彼女のことだったらいつでも相談乗るからな!」
「それ、単にお前が轟の恋愛事情気になるだけだろ…」
上「あ、バレた?」
「バレるも何もわかり易すぎんだよ…ここで話してる暇なんかないから先いくぞ。」
上「あー!かっちゃん待ってー!
…あ、轟!イケメンがそんな顔してるともったいねぇぞ!もっと堂々としてろよ! 」
轟「…おう?」
4限目が終わると同時に、一斉に食堂に走り出す。
なぜみんなこんなに急いでるのかと言うと、今日はハロウィンのスペシャルランチセットが先着10個限定で販売されているからだ。
650円という破格に対し、とても豪華なランチだそうだ。
だが俺はそんなものを食べる余裕もないため、ゆっくりと後ろの方へ並ぶ。
何を食べよう、などのんきに考えながら並んでいると、紅白頭が目に入る。
(舐めプ野郎…目障りすぎんだろ…)
頭にチラつく紅白頭は、目障りで目障りで仕方なかった。
イライラを堪えながら並ぶこと数分、ようやく自分の順番が回ってきた。
特に食べたいものもなかったので、いつも通りの激辛麻婆豆腐を頼み席を探す。
席を探していると、「かっちゃーん!こっちこっち!」という声が聞こえ、そっちの方に足を運ぶ。
上「かっちゃん!席取っておいたぜ! 」
「…おう。」
上「塩対応過ぎない!?でんぴ悲しい…」
瀬「そういうとこでしょ…」
上「瀬呂まで!切島〜2人がいじめてくるよ〜!」
切「上鳴…ごめんな!」
上「切島まで!みんな酷い〜!」
他愛のない話をしたがら食事をする。
俺はこの時間が結構すきだった。
食事が終わると、食器を下げて教室へ向かう。
お願いだから、こんな平和な日々がずっと続きますように。
全ての授業が終わり、寮へ帰り出す。
俺も持ち帰るものをまとめ、真っ先に教室を出た。
舐めプ野郎と鉢合わせるのが嫌だったからだ。
そして雄英のゲートを通り過ぎた頃、後ろから走る足音が聞こえ後ろを振り向く。
そこにいたのは会いたくなかったヤツこと舐めプ野郎で、思わず舌打ちしてしまう。
轟「爆豪…俺、爆豪のこと友達って思ってる…だから、そんな避けられると傷つくんだが…」
「まだその話かよ、いい加減しつけぇぞ。」
轟「大事だから言ってるんだ。なんでそんなに俺を避ける?」
「嫌いだからって言っただろ。」
轟「ならなんであの時、苦しそうな顔をしたんだ。」
「は…?」
無意識だった。そんな顔をしたつもりなかった。
「…別に。なんもねぇよ。」
轟「なんもなくないだろ。」
「しつけぇって言ってんだろ…」
轟「しつこくてもお前が理由を言うまではずっと聞くぞ。」
「…好きになっちまったもんは仕方ねぇだろ…」
しまった、と咄嗟に口に出してしまった言葉を隠すように手で口を覆う。
轟「…好き?爆豪…もしかしてお前…「もういいだろ!言ったんだから!」
轟「…そうだな、俺はその気持ちに答えられねぇけど、理由がわかって少しスッキリしたかもしれない…けど、できる限り避けるのはやめて欲しい。」
思わずその言葉に涙が出てきてしまう。
「…そういう所が、ウザイんだよ。」
そう言うと俺は、どうにでもなれ、という勢いで轟の唇に自身の唇を重ねる。
轟「ばくご…!?」
「…はっ、せめて俺のファーストキス貰ってけや…」
俺はそう言うと、小走りで寮へ向かう。
轟「…俺も初めてだったんだぞ…」
そう小さく呟いた声は、風の音でかき消された。
ファーストキスは、涙の味がした。
あとがき
ここまで見てくれてありがとうございます。
未成年の主張の方を更新しようと思ったんですが、なんか思いついたし書きなぐるか!となり結局更新できないままでいます…
というか、チャットノベルver.も作ろうと思ってて結構時間がかかる!
ていうかこの作品はきちんとキャラを立てて書こうと思ってたんですけど、案の定キャラ崩壊&少女漫画のような展開になってしまいました…
あとから黒歴史になりそうで怖いです…
ちなみにこの作品は一応自身で考え書いたものなのですが、似ているものなどがあったりして、不快に思われた場合は非公開にするので、その時は遠慮なくお申し付けください。
それではまた次の作品で会いましょう!さよなら!
コメント
5件
天才✨(コメ失礼します)