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00 | prologue
彼岸 と 此岸 。
生者 と 死者 。
此れ は 交わる 事 の 無い , 対極同士 。
何故なら , 七不思議 が 此れら が 交わらない 様に 監督 している から 。
では , もしも 七不思議 が 居なかったら ?
きっと , 世界 は 奈落の底 へ 堕ちてしまう 。
でも , 其れ を 良し と する 者 も 居る 。
敢えて 突き堕とす 者 も 居る 。
しかし , 其れ は 嫌だ と 足掻く 者 も 居る 。
最期 まで 反発 して , 抵抗 する 者 も 居る 。
互い に 反発 し合う から 争い は 生まれる 。
この世 は 醜い 。
どちら が 正しい , とか そう 云う 問題 では 無い 。
そもそも の 話 , 人 と 云う 卑しい 存在 が 居る から 争い が 生まれて しまうのだ 。
だったら , 全て 消して 仕舞えば 良い 。
人 も , 動物 も , 何もかも 。
例え 愛する人 が 居なくなっても , 自分 が 消えても , 其れ で 争い が 無くなるのなら 。
だから 夏彦 も ,
七峰桜 「 きっと 分かって くれるわね 」
「 独断政治 」
next ♡20
to be continued …
