かしわもち「かしわもちです.ᐟ」
かしわもち「今回はノベルでやっていこうと思います!!」
かしわもち「それでは注意事項どん!」
𓆩︎⸒⸒⚠︎︎⸒⸒𓆪
mmmrの物語です
iegn恋人設定
nmmn注意
死ネタ注意
gn=音寧(おとね)ie=癒(いえ)
かしわもち「以上が大丈夫な方は.ᐟ」
𝑠𝑡𝑎𝑟𝑡
gn視点
gn「~♪♪」
いつもの仕事の帰り道
私は付き合っている恋人と同棲している
共働きで頑張っています
私の恋人は超ハイスペックのいわゆるスパダリなんですよ!!
黒猫「にゃぁぉ」
ん?
今どこからか猫の声が、、…
あ!
gn「黒猫だ~!」
可愛い~と1人で呟きながら眺める
すると猫が動き出して着いてこいと言わんばかりの目線を向けながら前を歩く
仕方ないのでついて行くことにした
すると車がよく通る交差点についた
嫌な予感がする
gn「ぁ!!」
予感は直ぐに的中する
猫が飛び出す
周りに車が居ないことを確認して猫を抱き上げる
すると突然曲がってきたトラックがこっちのことを見向きもせずに向かってくる
キキィーッッッ!!!!
バンッッ!!
鈍い音と共に視界が地面と近くなる
倒れた
薄れゆく景色の狭間でパトカーや救急車の音が遠くなる
案外来るの早いなぁ、、…
ふと思いながら目を閉じる
ie視点
今日は彼女の帰りが遅い
もうとっくに帰っているはずなのに
コンビニなどに寄っているのだろうか
それにしても遅い
何かあったらと思ったが考えたくも無いのでやめた
彼女の帰りを待ちながら暖かいご飯を作る
プルルルルップルルルルッ♪
隣で鳴るスマホ
急いで手を洗い電話のボタンを押す
ie「もしもし──────、、..はい、はい、、..すぐ向かいます、すみません、ありがとうございます…、、」
プツッ、..ツーッツーっ
電話が切れると共にコートを取る
彼女が引かれた?
うそだ、そんなこと
信じたくもないが急いで車を出し病院へ向かう
額に汗がつたう
今は冬のはずなのに
少し経つと例の病院に到着する
受付で名前を言って事情を説明する
受付の人は俺をみて少し顔をしかめる
受付「とても深刻な状態です、今緊急治療室に居るので待機所でお待ちください」
緊急治療室
冷や汗が額をつたう
大丈夫だろうか
いや大丈夫なわけが無い
急いで待機所に向かう
椅子に座り顔をしかめる
ie「お願いします、…」
ただただ願いを呟く
想いが届けと
届いて欲しいと願いながら
数時間後
治療が終わったらしく手術室のランプは消える
ドクンドクンと鼓動が早い
呼吸が不規則になる
どうしよう
ともしもの事を考えて
医者が扉から出てくる
医者の顔も見る気が失せた
医者「癒さん、手術は成功しました」
医者「成功したは成功したんですが、…」
医者「寿命は持って数時間です」
頭が真っ白になる
寿命が数時間?
ie「で、..でも成功したって、、!」
医者「もともと音寧さんは状況が宜しくありませんでした」
医者「なので即死か数時間かしかなかったんです」
医者「申し訳ございません」
医者は淡々と喋る
何も考えられない
ie「だって、..そんなのって、、!!」
頭に血が上り医者にあたる
信じたくなくて
医者はずっと頭を下げる
ie「すみません、頭に血が上って」
ie「音寧の病室に行きます」
医者「はい、」
ガラガラッ
扉を開ける
ただ貴方に会いたくて
でもそこにはチューブだらけの彼女がいた
痛々しい傷の数々
彼女が守った黒猫は息を引き取っていたらしい
何も
何もないじゃないか
ie「なんで、、..」
gn「ん、…癒?」
普段の元気な声とは裏腹に弱々しい声で呟く
ie「そうだよ、音寧」
gn「ぁ、..あの猫ちゃんは?」
自分の事よりまず他の事を気にする
優しい君らしいな
ie「、、..もう死んじゃってたってさ」
gn「そっ、..かぁ、、.」
gn「助けられなかったかぁ、…」
ぽろぽろと涙を流す
gn「私もう死ぬんでしょ、、..?」
ie「、、…」
ぐっと拳を握る
自分の無力さを攻める
gn「ううん、…なんとなく分かってたし大丈夫」
gn「でもね癒、唯一の心残りと言ったらね」
gn「もうちょっと大好きな癒と居たかったなぁ、、…」
俺の頬を伝う大粒の涙
多分今酷い顔をしていると思う
彼女の弱々しい手を握る
gn「あったかいねぇ、、…」
彼女の手は震えてる
物凄く怖いのだろう
ぎゅっと握りしめる
彼女は泣きながら微笑む
俺よりずっと辛いはずなのに
gn「もう、..眠たいや」
多分彼女は今寝たら確実に死ぬだろう
でも、死ぬしかないのならば
彼女を最後まで支えるのが俺の役目だ
ie「ずっと隣にいるから安心して」
精一杯の笑顔で微笑む
彼女が微笑み返す
可愛らしい
gn「大好きだよ、癒」
震える声で振り絞るように言葉を放つ
ie「俺も、…」
ピ_______________
嫌な音が鳴る
言えなかった
言いたかった
でも、届いて欲しい
「俺も、愛してるよ」
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