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今日はオフではると遊ぶ日。
昨日はアラームを早めに設定して、いつもより早く寝る。
午前6時。
アラームが鳴って起きると、嫌な不快感が走る。
やばい、これ、吐く。
急いで洗面台に向かって、頭を突っ込む。
「ッう”ぇ”……げほげほ、お”ぇ”、ん”」
鏡に映る自分を見ると顔色が悪すぎて笑えてくる。
「ッ、はは、何、やってんだろ。」
本当は予定をキャンセルしたいくらいだが今日ははると遊ぶ日だから。
吐いてる場合じゃない。と思い急ぎめに処理をする。
時計を見ると、もう起きてから1時間も経っていて集合時間まであと1時間になってしまった。
昨日は早めにアラームを設定したのもあって、昨日後回しにしていたことが溜まっている。
1時間で間に合うかな、とか考えてるうちにも時間は過ぎていく。
…… 仕方ないから半分のことは帰ってきてから終わらせよう。
なんとか支度を終わらせ、家を出る。
無心で歩いていると後ろから聞き覚えのある声が聞こえてくる。
『あ、ふわさぁん!ここですー!』
なんだ、はるか。
『ふわさん、集合時場所素通りして行ったからびっくりしちゃいました!』
「っああ、集合場所ここだっけ。忘れてたわ。ごめん」
『?ふわさん、なんか顔色悪いですけど大丈夫ですか?』
ああ、俺そんなに顔色悪いんか。
はるにもわかるくらい。なんて言ったら酷いけど
ここは慣れた会話で済まそう。
『んぇ、昨日遅くまで起きてたからかな、笑』
『もー、ふわさんしっかりしてくださいよぉ……』
「にゃはは、ごめん」
バレるとこだった。迷惑かけて、今日の遊びが中止になって、それで、
あ”ー、悪い想像しか出来なくてイラつく。
『じゃあふわさん行きましょー!』
「はる、まいごにならんようにな」
普通の俺だったかな、変じゃないかな。
『〜っ、わかってますよ!子供じゃないんだから!これでも立派な30さいです!!もう早く行きましょ、!』