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「兄ちゃん!」
俺を呼ぶ声が聞こえる。
俺の愛しくてかわいいかわいい弟。
でも、
いつからだろう
お前を”ぐちゃぐちゃにしてやりたい”と思ったのは。
ピピピッ
カチッ
「ん……」
うるさいアラームの音で目が覚める。
しっかりと閉めたはずのカーテンから光が漏れていた。
だるい体を起こすと、隣でベットが揺れるのを感じ取った。
「んぅ…にいちゃ…?」
「まだ寝てろ、凛」
「うん……」
隣で寝ていたのは俺の実の弟、凛だった。
俺のかわいい弟。
凛とは一年前のW杯をきっかけに一緒に住んでいる。
初めのころはお互いぎこちない生活だったが、今では一緒に寝て一緒に練習する仲だ。
「ん…」
凛の目に髪がかかっていたのでそっと避けてやる。
すると、凛は無意識なのか俺の手にすりすりと頬を擦り付けた。
ーーーどくん。
「(このまま…凛の、首を……)」
「っ!」
俺は、いま何を考えた?
凛の、首を…?
俺は凛を世界一大切にして、凛を世界一愛しているのに。
俺は寝起きの回らない頭でいろいろ考えた。
が、また眠くなったのでそのまま寝ることにした。
そしたら寝坊して、案の定監督に怒られた。
俺は悪くない。
使い方がまだわかっておらず……、見にくかったらチャットのやつでします。
私は単行本派なのでネタバレありかも、アニメで登場してない人物もでてくるかも…。