――――あつい。
身体中のどこもかしこも、発熱したみたいにあつくてたまらない、それに、頭の中が靄がかったみたいにぼーっとして、うまく動かない、僕いま…何杯飲んだんだっけ。
「…かなとっ」
名前を呼ばれてうっすらと目を開けると、目の前には、僕を覗き込むせらの顔があった。
「……大丈夫…?」
今日も完璧なまでに美しく整った顔は、何だかちょっと紅くて心配そうな色を浮かべていて。
「こんな時でも綺麗な顔は崩れないんだ」なんて思いながら、わけもわからずこくりと頷く。
「あきらはっ、だいじょーぶ、なの…?」
ふーっ、ふーっと荒くなっている息を吐くアキラを遠くに見た、しんどそうで見てられない
もしかして僕の頭は媚薬の熱に浮かされて冷静な判断がどんどんできなくなってきているのかもしれない、考えるよりも今はただ、自分の腹の奥でぐつぐつと煮えたぎる熱をどうにか発散したい。
「…あ、きら…辛そうやなぁ…って、俺もやばいか…っ、でも…けっこう…のんだくね、?俺らぁ…」
「まだ半分ちょい…ぐらい、雲雀…無理しなくてもいいからね…、っ…?」
ひばもあきらも…せらだって辛そう、ぼくが何とかしてやらないと、発散するためには熱を吐き出してしまえばいい、ならすることは決まっている。
さっき僕は部屋の隅に酒が置いてあるのを発見した、なんのために?とか思ってたんだけど…ありがとう、誰だか知らないけど感謝しとこう。
ーーー
「は…っ、おい…かなと、ぉ…ッ、」
「…ぅ、きもち…っ、かな、と…」
私達の気持ちよさそうな声に合わせて手の動きが早くなる。手の動きに合わせて、部屋にくちゅくちゅと恥ずかしい音が響きはじめた。
「あ…っ..」
「ふはははっ…!!やべ…笑いとまんなぁ…ww同期とこれってまじかぁ…あは、あははっ、wはーっ…てか、お前らのちんこ元気すぎて??ぱんぱんじゃん、うけるww」
酒に飲んで酔っているせいか、媚薬を飲んでしまってこうなったのか…多分両方だろう、媚薬に加えて酒を気合いを入れるため、恥ずかしいのを忘れるために飲んでくれたのかもしれない。
奏斗の煽りにイラつく反面思わず声が漏れだしてしまう。声が反響して恥ずかしい反面、興奮が高まる。二人のと擦れ合って気持ちいい、自身から溢れ出る液でぬるぬるとした刺激が加わって、奏斗の指にたらいとセラ夫のも絡みついて。背中にゾクゾクとした快感が走って、早くもイキそうになった。
「あっ…出…かな…とっ、で…」
「俺も…で…っ、ぁ」
全身がビクビクと痙攣しはじめ、視界が滲み始めるのはもう『合図』で。
「んは、ぁははっ、おちんちんビクビクしてるっ、いいよぉ…ふは、んははっ!」
「っ、!!!!!あっ、ああっ、〜〜〜!!!!」
ビュクビュクビュクッッと白濁の液が勢いよく飛び散る。いつもより濃く、かなり量が多かった。きもちいい。すごくきもちいい。目の前に白い光がいっぱい弾けた気がした。奏斗が最後の一滴まで絞りあげようと、きゅっと私達のそれを握る。
「んー…あれぇ…まだぁ…治まってないの…、?ならぁ…もっと…してあげる」
「かな、と…まてって、俺ら、ッ、壊れッッ!?♡」
コメント
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続き待ってました ~~ ( ; ; ) ほんとに最高です 、 ♩