【 お兄ちゃん 】
6️⃣いの部屋で課外実習の計画立ててる6️⃣年生 。
地図を広げながらモンジが筆を持って地図に書き示している 。
あ、と一つ気付いた事があったのでモンジから筆を貰おうとするトメ 。
『 お兄ちゃ 、 それかして … 』
しんと静まり返る部屋 。 いつもバカ騒ぎしているコヘも今回に限っては静かで 、 余計トメの羞恥心を擽る 。
あまりに静かすぎて伏せていた顔を上げれば 、 真っ赤になって固まるモンジの姿が 。
『 … っ 上に二人いるから間違えただけ 、 だから 』
誰に聞かれた訳でも無いのに羞恥のあまりそうつらつらと述べるトメ 。
『 おう 、 .. わかってる 』
モンジもモンジでめちゃめちゃ羞恥心に襲われていたのでそのまま会議を続けた 。
お兄ちゃんって呼ばれた時に胸がきゅ 、 となったのが恋だと自覚するまでまだ少々時間はかかりそうで …
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