深澤side
テスト期間でなかなか会いに行ける時間がなくて 澪の病室に行けない日が続いた
でも 夜になると 必ず澪からLINEや電話がくる
それが俺の楽しみだったし 今日も元気なんだなって安心できる1つでもあった
でも 毎日きてたLINEが…来ない日があった、
俺は直前の澪の様子を知らなかったから 次の日
学校終わりに顔を出そうと思って 病院に行った
辰「…澪、久し…」
澪「…ハァ…ハァ…ハァハァ…ハァ」
辰「…澪?…わかる?」
医師「あっ、いらしてたんですね」
辰「あの 澪どうしたんですか…?」
医師「本人に止められて どの方にも連絡できなかったのですが 昨日の夕方ぐらいから 急に呼吸状態が かなり悪くなってるんです」
辰「だから昨日…」
酸素マスクをつけて 苦しそうに胸を上下させる
こんな弱りきった姿をみると
澪が重い病気だったんだって思い知らされる
聞き取れない声の大きさで ずっとうわ言のように何か言ってる
俺はそんな澪に
「頑張れ…」それしか言えなかった…
余命宣告された日から もうすぐ1ヶ月
考えないようにしてたけど、
その時が間近に迫ってきた気がしてならなかった__
コメント
2件
澪ちゃん頑張れ🥺💧