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少し遡り
千夜、愛彩、桜良。の3人は神社のお祭りに戻り
色々なお店を周り少し暗くなった所で
一休みするため3人はベンチに座る。
千夜)はぁー!たのしかったぁ!!
愛彩)千夜、食べ過ぎじゃないですか?
千夜)だぁて、美味しかったー!
桜良)ふふ
千夜にツッコミを入れた愛彩、そのやり取りに微笑ましく笑う桜良。
桜良)そろそろ…帰らなきゃだよね…
笑った顔から曇ったような悲しそうな表情に変わり…
千夜)さら…
桜良)さっきね、、お参りで
“家で1人になりたくない” ってお願いしたの…
愛彩)…
桜良)本当は、夜1人でいるの寂しい…
少し震え気味の声で、そう2人に話す
千夜は、悲しげな顔をして愛彩は、桜良の頭を撫でるため腕を伸ばし
愛彩)大丈夫ですよ、美希もすぐ戻ってくると思いますし
桜良)うん……
千夜)さらぁー!!
千夜は、桜良に抱きつき顔を擦り寄せ
千夜)さみしくなったら、千夜にお電話して!!
千夜は、桜良の事大好きだよ!!!!!
桜良を元気付けるように、笑顔でそう言葉にする
桜良)千夜…ありがとう。愛彩も
2人の優しさに、涙を浮かべ
数分後。千夜は、桜良を離しそれぞれベンチから立ち上がると神社の出口に向かい
(ばいばーい!)と言う千夜の言葉を後ろに解散した。
桜良を、見送ったあと千夜と愛彩は歩きながら
話し始める
愛彩)本当なら、家に行くのもありなんですけどね、桜良が求めているのはそういう事ではないでしょう…
千夜)うん、
愛彩)美希もあんなんですが、忙しいのは確かですし 難しい問題ですね…
そう2人で顔を見合わせてから、少しため息を吐き家に帰る
桜良も、1人で家に帰り着くと
家の扉を開け
小さく(ただいま)と囁き、洗面所に行き
手を洗ったあとリビングに向かって少し涙浮かべながらも夜ご飯を作り始めた
ー時は、戻り。
玲亜の部屋の準備を整えた桜良は、沈み顔のまま
部屋を出ると玲亜と鉢合わせ
桜良)あ、玲亜さん!寝れるようにしておいたから
ゆっくりしてね
玲亜)…ありがと
桜良は、沈み顔から少し表情を明るくし笑顔を見せ自分の部屋に戻る
玲亜も、綺麗にされた寝室に入り寝に入った。
その2人とは別に、リビングで1人になった美希。
美希)もしかしたら…可能性あるわよね…
そう呟いた後、美希も部屋に戻った