コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
なんでこんな事になってしまったんだろう、と胸の内で呟く。
言いたいことは山ほどあったが、胸にしまったあの日。 全部言っていたら、何か変わっていたのだろうか。そんな事を考えていたら、何故か、溺れているような感覚になった。
二人で約束したあの夢は、もう叶わないのだろうか。
自己嫌悪が止まらない。あのときああしていれば、もっとうまくいっていたはずなのに。兄ちゃんの気持ちを考えていたら。どうしてあんなこと、言ってしまったんだろう。
負けた奴がこっちを見るときの、あの眼が好きだ。蹴飛ばしてやりたくなる。だから。
「有難れ、心地よい■■を」
どこかから、あぶない何かが見ている気がする。
心当たりはないが、ずっと視られている。
「お前の■■■■■■借りたぞ」
「────────」
生心、壊せ、壊せ。己の本能が赴くままに。醜く壊してやれ。
誰かの中身を暴き出したいから。
「刻みつけろ」
「痛ましいリアルを」
腐って減っていく。
笑えないな、理性をカットアップする。
重い希望とナップザックを背負う。
やめて、やめてやめて
こんな所観ないでよ!
切って貼ったようなチームメイトとの関係。
もう慣れたよ。
せめて、せめてせめて
謝らせたいんだよ。
散々な夢想語るような奴らを!