昔々、国々は戦場だった
血を流しながら武器を持ってある気続ける兵士
其れを高みの見物する司令塔
帰りを望む女
空の上では戦闘機が飛び回っていました
「大量破壊兵器が振ってくるぞ!」
誰かが叫びました
其れを合図に、私達民衆は散り散りに成りました
助けを求むるはぐれた子供
子供を抱え走り回る大人
家に閉じこもる夫婦
海に飛び込む大人達
門を破り、教会に侵入した大人
教会では、神父が私達を落ち着かせようとしていました
ですがその時、空を切り刻みながら野獣のように近づく戦闘機が教会を爆撃為ました
私は恐怖のあまり、うずくまり耳を塞ぎました
音が為なく成り、目を開けると、目の光は無くなり、血塗れの死体が教会の床を覆い尽くしていました
私は教会を逃げるように去りました
街は半壊状態でした
私は死んだ人達が私の足を掴んでいるかのように重い足を持ち上げながら放浪為ていました
食べ物は配給か腐った物ばかりで、私は
「お金があれば、少量であっても、食べ物が買えるのでは無いか?」
そう考え、金持ちの所に就職為ました
ですが、お金は渡されませんでした
でも、普通の御飯が渡されて居たので、私は我慢し続けました
ムチをうたれようと
殴られようと
性的に犯されようと
生きるために必死でした
ですが限界が来ました
私は主人の目を盗み、逃走しました
朝が来るまで走りました
出来るだけ遠く
遠く
遠く
そんな時、発砲音と共に近くの木に穴が開きました
狩人でした
主人が私を殺してでも連れ戻せと命令を受け、昨晩から追い掛けていたようです
私はまた走りました
我武者羅に走りました
辿り着いた先は
「日本」でした
ペストの昔話
コメント
3件
我武者羅に走り続けて辿り着いた先が日本だと? 日本は島国なのにどうやって?泳ぐのもあの時の体力なら無理だろ?