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国枝 優 sid
「 東さん、東裕真さん。診察室2にお入り下さい。 」
そして診察室の扉が開く。
「 はい。あー、どーぞ。座って下さい。 」
座っていたのは学ラン姿の青年…17歳…高2か…?そして後ろには母。
「 えーっと左足首という事ですが…んー押して痛むとか、歩いてて痛むとかは…? 」
俺は電子カルテを見ながら問う。
「 体重掛けたら痛いです。押しては…うーん… 」
「 なるほど…えっと部活とかは? 」
「 あ、バレーボールをしています。 」
おっほ。バレーボールか…俺もやってたな…なら理由はバレーが濃厚か…?
「 …ん、ありがとう。足の方、確認したいから、えーっと足この上置けるかな、痛かったら言ってね。 」
台の上に足を置いてもらう。
「 ここら辺? 」
「 もうちょい下… 」
痛い所を確認して聞いていく。
「 ん、ここ? 」
「 ッ…はい。 」
「 ん、ありがと。右も見ていい? 」
そして右も同じ様な位置を見る。
明らかに左が腫れてる。
「 ん、ありがと。戻していいよ。左が腫れてますね。骨折の可能性もあるので一応レントゲン撮りましょうか。 」
「 は、はい。 」
そしてレントゲン室に行かせる。
「 バレーか…骨折っぽかったんだよなぁ… 」