俺にはかなりうざい仕事の先輩がいる
どうやら俺の彼氏が好きらしい
だからしきりに俺の欠点を引き出そうとしてくる
でも狙われている彼は彼女を見向きもしない
ある日の仕事帰り
赤「…ふぅ〜…仕事疲れたぁ〜ッ、」
赤「早く帰りたい…」
電車に乗っている時だった
俺のスマホに通知が来た
ブーッブーッ
赤「…ぁ、すみません、」
小声で謝り、通知の内容を見る
先輩 あんたの彼氏、ちょろいねw
先輩 が写真を送信しました
俺は恐ろしくて写真を見るのに時間が
かかった
すごくいやな予感がした
恐る恐る、スマホに目を向ける
そこには自分の自宅の寝室で
布団に入って眠る彼氏と
撮影をしている先輩
その2人が写っている
なんの声も出なかった
ただ
勝ち誇ったような顔をする先輩
呑気に眠っている彼氏に
大きな嫌悪感を得た
最寄り駅に着く
いつもならスーパーに寄ったりするところを
寄り道せずに家へと一直線に向かった
赤「ただいま、」
いつものように挨拶をした
そしてすぐに寝室へと向かう
ガチャッ、(扉開
すぐに別れ話をするつもりだった
だけどそこには思いがけない光景が
写っていた
赤「ぁ…れ…?」
先輩がいない
桃「…ん、赤…って、やべ、服着てねぇ、…」
赤「桃ちゃん…だけ…?てかなんで服きてないの?」
桃「1人でシてた…けど…?」
焦りをひとつも見せず
いつも通りの彼氏に困惑する
赤「女の人は…?」
桃「…女の人?」
赤「だ、だからこの人だよ!」
あまりに焦っていた俺は彼氏に
あの写真を見せてしまった
桃「…は?なにこれ…」
赤「浮気…したんじゃ…」
桃「浮気!?この女の子と!?タイプじゃないし、…するわけないじゃん…」
赤「この人のこと、ほんとに知らないの!?」
桃「…?誰?」
赤「ちょっとスマホ見てもいい?」
桃「もちろん、いいよ?」
そこに彼女との写真も連絡先もなかった
赤「じゃあ…この写真って…」
赤「合成とか…ってこと…」
いつまでも頭にはてなマークを浮かべる彼
本当に知らないらしい
俺は先輩にLIMEをした
先輩、!あれって嘘なんですか!?
既読
やっと気づいたか〜w
まぁ、一緒にいることは事実だけどね
あ、後ろ、気をつけた方がいいよ
何を言っているか分からなかった
桃「赤!危ない!」
彼氏が大きな声をあげる
その瞬間、背後から何かの気配を感じた
何があったのか…?
答えはコメ欄!
コメント
7件
怖い…、でも桃赤、最高っ!!!(ノ◕ヮ◕)ノ*.✧
多分先輩が後ろにいて赤くんを倒そうとしたのかな? 桃君は状況多分理解できんかったやろうな…… 続きどうなったんやろう!!桃赤いいね~ やっぱ桃君はいつでも変態だった(((
女の人(先輩)は桃赤の家の中に隠れていた。桃くんとの写真は、桃くんが眠っている隙に密かに撮ったもの 赤くんが帰ってくる前に、家のどこかに隠れた 赤くんがLIMEに気を取られている隙に…