邪魔な鎖

irxs 様 より 桃 病み

なるべく リアリティに 沿って 書いて あると 思われる 。

汚く 描写する 事 は 控えていますが 、嘔吐 、OD 、未遂 、その他 諸々 ありますので 苦手な方は 🔙 推奨 。

※ あくまでも 妄想に すぎませんので 、ご本人とは 全く 関係 ありません 。

2 話 or 3 話 完結 短編 連載

本作 過激的 内容 🙅🏻‍♀️

バット エンド 、メリバ なので ハピエン厨 の 方 注意 。

―― ―

ふと 思う 時 が ある 。

『 なんで 俺って 生きてるんだろう 。』

エモい 感じを 出したくて ~ とかでは ないが 、ぼんやり 夕日を 見ながら 今日も そう 思った 。

活動は 勿論 楽しいし 、メンバーとの いざこざ だって 無い 。

… とは 言い 難いが 、。

まぁ 生活には 満足している 。

けれど 、何かが 俺の中で 蝕んで 腐って 離してくれない 。

腹の 底 から 気持ち 悪くなって 、何故か 知らないが 抑えていた 様 な 涙が 込 上がって 嗚咽する 感じが する 。

桃「 っ … 」

いつも “ それ ” を 飲み込んで もう 一度 喉に 戻す 。

少し 喉に 引っ掛かる 感覚が 目立つけど 、内側だから 気付かれない 。大丈夫だと 言い 聞かせる 。

桃「 … あ 、 」

あぁ 、そういえば 今日は 声帯の 受診日 だっけな 。

ふと 思い 出す 。

起承転結も 儘ならない 思考に また 溜息 。

桃「 治す 必要 無いのに 」

こんな 声 、誰も 求めてなんか ない 。

俺も 治すまで 必要 していない 。

そもそも 、俺自体 ＿＿ 。

… いや 、やめとこう 。せめて 帰ってきてから 、 。

―――

< 国立病院 >

桃「 … 」

＞ 22 番 で お待ちの 患者 様 、4番の 診察室にて おかけに なり お待ち 下さい ＿＿

桃「 .. あ 、 」

俺の 番号だ 。

手元にある スマホを 閉じ 、ポケットに 入れる 。

少し 混んでいる 待合から 物 静かな 診察室へと 足を 運ぶ 。

桃「 失礼します 。」

こん こん と ノックを しては 引き戸に 手を 掛け 中に 入る 。

既に 目の前には 俺の 担当医師が パソコンを 見詰め 座って 待っていた 。

医「 こんにちは 、本日の 喉 、調子は 如何でしょうか ？ 」

くる っ と オフィスチェアを 回し 俺に 向き 合う 。

正直 、喉の 調子は 段々と 悪化して いっているのが 分かる 。

けど ＿＿ 。

桃「 … 全く 変化 ないです 。薬の おかげで 。 」

得意な 愛想 笑いで 誤魔化す 。

だって 、治す 必要なんて ないのだから 。

医「 そうですか 、それなら 良かったです 。進行を 少しでも 遅らせて ないこさんが 仕事に 支障を 来さない 様 に 、と お薬を お出し しているのですが … 」

医「 手術の 事は 視野に 入れていますでしょうか 」

桃「 … 」

ずき っ と 胸が 刺される 。

1番 されたくない 質問だ 。

元々 手術など 受ける 予定なんて ない 。

俺 自身が 治そうとなんて 微塵も 思ってないから 。

けど 不自然に 回答して しまうと 怪しまれる 。

だから 、

これも 上手く 回避 する 。

桃「 .. はい 。予約が 取れるのは 手術の 2ヶ月ほど 前 、でしたよね ？ 」

医「 えぇ 」

桃「 … でしたら 、6月 上旬の どこかが 空いてます でしょうか 。 」

確認 して みますね 、と カーソルを 動かし スケジュールを 確認する 医師を 遠目に 考える 。

上旬 。まだ 夏ツアー 前で あり 、余裕が あり 、計画は 幾つも 立てられる 。

… 俺は もう 、この 生活には 戻れない 。

いや 、正しくは 戻らない 。

医「 … あ 、 」

医「 空いてますよ 。8日 。」

桃「 では そちらに 入れて 貰えないでしょうか 」

医「 分かりました 。では 6月 8日 、午前 11時にて お待ち して おります 。 」

そう 言って 診察室を 後に した 。

桃「 … 大丈夫 」

桃「 時間は あるから 、ゆっくり 死ねる 。」

待合で 呼ばれるまでの 間 、また スマホに 目を やる 。

「 とある 」ものを 見て 、また 。

＞ 22番 さん 、受付です 。

桃「 … 」

きっと 今日も 大量な 薬に 手を 伸ばすだろう 。

―――

< 自宅 >

腫瘍の 悪化 進行を 抑える 薬を 貰い 、帰宅 済み 。

昼と 夜に 2錠 ずつ 飲むとの 事 。

まぁ 、それも 守る訳 ない 。

桃「 ぁ ﾞー … 」

声の 出す 瞬間 、そして 語尾 。

段々と 掠れて きた 。

そして 、俺の 活動 意識も 、掠れてきた 。

桃「 いつに なっても 、廃人やな 。 」

俺の 苦しみが 届くなら 、

ただ 声 1つに 助けを 求めたい 。

そんな 事 、出来っ子 ないけど 、笑