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wrwr国総統室
メリンダ視点
メリンダ「…と言う事で、交渉成立です。」
gr「…魂を差し出すとは?」
メリンダ「……必ず彼らを守り抜く事。私の命を彼等に捧ぐんです。まぁ…私も彼等もそう簡単に“死ねる”体じゃないので…そこは安心してください。」ニコッ
gr「……ッ、メリンダは、自分の命をそんなに軽い物だと思っているのかッ?」
メリンダ「……どうなんでしょうね、笑」
gr「…メリンダ。君の価値は君が思ってる程軽くない。仮にも此処は今の君の居場所だ。此処の仲間は心中出来る程に深愛し合ってる。家族のように愛を持ち、友情を持ち、“生きてる”。そして、君にも兄さんが居る。他の奴等もだ。それでも……そんな言い方が出来るか?」
メリンダ「……笑そうですね、…確かにそうです。……ですが、この戦争は私が持ち込んだ物。私から始まり、私が終わらせます。私は…此処の方々には命を捧げます。死んで欲しく無いので。私の命を掛けてまで守り抜きます。」
gr「ッ…そうか、…」
メリンダ「そんな辛そうな顔をしないで下さい。笑…少しはやいですが、…グルッペン様、メリンダは此処に忠誠を誓います。」
gr「…笑、頼んだゾ。幹部には報告しておく。疲れただろう。ゆっくりしてくれ。」
メリンダ「ありがとうございます。」ニコ
gr「あと敬語は無しだな。」
メリンダ「…分かったわ。」
ガチャバタンッ
廊下
…私の命…私は此処の人達の為なら喜んで命を捧げるだろうな。…あの子の為なら尚更ッ、
……今のまま、戦争が始まったらあの子の事はみんな誤解して終わるのかも…、
あの子…“アリシア”は…私の唯一の家族ッ…私の気持ちを優先するならアリシアは殺したく無いわ…笑……でも、私は彼等に捧げてしまった。アリシアを殺すのは避けられない事ね…笑
メ……!
……きっと私はこの戦争で死ぬ。……でも、確実に父様と母様も殺すッ…!道連れに…してやるッ゙…!
メ……ダ!
アリシア…ッ、ごめんねッ…こんな姉で…ごめんねッ…ホロ
メリンダッ!
メリンダ「ぇ…?」ホロホロ
兄さん「…?大丈夫か……?」
メリンダ「……」
兄さん「総統室の前でずっと突っ立ってたし……急に泣き出すし…何かあったのか?何処か具合が悪いんか?」
メリンダ「ッ…兄さんはさ…私が死ぬって言ったらどうする?」
兄さん「…は?」
メリンダ「…もしも、もしもの話。どうするの?」
兄さん「……後を追うんじゃないかな…、笑」
メリンダ「…そっか…笑……絶対辞めてね?笑」
兄さん「どうだろうなw」
兄さん(……辞めてや。ッ…辞めてや、?そんな本当に死ぬみたいな言い方ッ、)
無理だよッ…