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配信スタートの声掛けをし、挨拶をする。
「みなさんどうもこんのか〜!又乃衣のかです!今日はみんなが楽しみしていてくれた新曲披露の配信で〜す!」
もう一人の私。そう、由楽が推しと言っていたあの配信者、又乃衣のかだ。
今の時代に話題をよんでるらしく、子供も大人も虜♡とネットニュースでやっていたりするけど人気とかを狙っているからとかそういうわけじゃなくて、ただの趣味でっやているんだ。学校の陽キャたちの話題にもなっている。
「新曲の『乙女のトリセツ』歌いまーす!」
「乙女の取り扱い間違えたら♪束縛くらうかも♪乙女のトリセツよく聞いて♫乙女の心を満たしましょう♪」
ふぅ~歌いきった!
「みんなどうだったかなぁ?」
私が聞いたらリスナーのみんなは0,1秒という異次元の速さでコメントをする。
聞いた途端にコメ欄が殺到した。
「質問タイム!のかがみんなの質問答えるコーナーです!」
私は目のあったコメントを読んだ。
「『質問です!VRパーティ参加するんですか?』かぁ、、、、」
「んーとねぇのかは参加しないかなぁ顔見られても別に興味ない顔だし、個人情報だし。」
すかさずコメ欄が殺到する。
「『来てほしい!リスナーの、のかちゃん推し心甘くないよ!のかちゃん!そんな目で推しなんて見るわけないよ!』かぁうれしいなぁ」
コメ欄に私は気持ち本位で書く
『みんながそう言ってくれるなら行こうかなぁ。あ、アンチが来たら即帰るね!』打ち掛けの文を私はやっぱり消した。
「VRパーティの話は考えておくね!考え終わったら公式で発表します!じゃぁおつのか〜!」
と、私は配信を切る。今日も大好評だった!
ー☆ー*ー☆ー*ー☆ー*ー☆ー*ー☆ー*ー
翌日。
3時間目の授業が終わり、休み時間になった。
私は又乃衣のかの公式に『みんなが楽しみにしてくれてるのならのかも行こうかなぁ』と投稿する前の段階で手が止まっている。
リスナーさんの楽しみを守りたいけど個人情報も守りたい。どっちを取るかだ。
バツン!
「ふぇ!?」
スマホが急に画面が暗くなった。
え?バグ?
とととととと、と私はスマホを連打していると元の画面に戻った。
「良かったぁ。」
私の趣味のデータが消えちゃう。
「は?」
さっきまで喜んでいるのが嘘みたいな状況になっていた。
さっきまで悩んでいた「VRパーティ」の返事が投稿されていたのだ。
そうだ。削除すれば、、、、、
うぇ!コメント100件かぁ削除できない、、、、
ん?コメントにはVRパーティ企画者さんからコメントが
『ご参加ありがとうございます!』か。
やっぱキャンセルでていったらリスナーさん悲しんじゃうし、、、