目黒side
渡辺 「コイツ、死んだ?」
岩本 「どうだろ」
目黒 「なんの話、って、」
目黒 「は、?」
目の前には、血を流したまま悪魔側の坂に打ち付けられた彼女がいた。
目黒 「ちょ、え、?」
岩本 「お前、惚れてんの?」
渡辺 「分かってんのか?」
渡辺 「コイツらは、」
目黒 「惚れてるよ」
目黒 「俺には、俺達には関係ない 」
渡辺 「…バカだよ。お前。」
目黒 「バカでもいいよ」
体が冷えきってる。
『れ、く…、?』
目黒 「愛、?」
『ごめ、ねぇ、泣』
『愛のせいだったの、泣』
目黒 「…」
『ひっく、泣』
目黒 「知ってたよ」
『知ってて、仲良くしてくれたの、?泣』
目黒 「関係ないから」
目黒 「愛には関係ないから」
『ひっく、ぐすっ、泣』
『ごめ、なさい、泣』
目黒 「気にしないで」
『ん、』
目黒 「愛?」
目黒 「ダメ。目閉じちゃダメ」
『眠たい、』
目黒 「愛!」
目黒 「ダメだって!」
『…』
岩本 「どいて」
岩本 「翔太。阿部呼んできて。」
渡辺 「ちっ。」
渡辺 「分かったよ」
目黒 「…岩本くん、?」
岩本 「目の前で危ないやつがいるのに」
岩本 「天使とか悪魔とか言ってらんねぇだろ」
目黒 「…岩本くんも、」
目黒 「つるんでるよね?」
岩本 「さぁな。」
コメント
8件
展開が読めないのが私的いぶちゃんの小説の好きなとこの一つです
どんな展開になるんだ!?続き楽しみすぎて待てない‼︎そのうち灰になってるかも…
続きめっちゃ楽しみです‼️