- ̗̀⚠︎ ̖́-
⛄️×🍌
⛄️▷▶攻め 🍌▷▶受け
夢の中の⛄️さんは『』、本物は「」という表し方をしています
エセ関西弁です
苦手な方やnmmnなどの意味を知らない方はお戻りください
🍌視点
好きになってはいけない人を好きになってしまった。
同じグループで、自分と同じ男の人。
自分は今まで同性に対しては興味は無かった、きっと俗に言う”好きな人が同性だった。”というのが正しいだろう。
今は同棲愛を認めようという風潮になりつつあるがそれでもまだ苦手な人は沢山いるし、きっと表に出さないだけで嫌いな人や気持ち悪いと思う人もいるだろう。
こんな気持ちを伝えても相手の気分を悪くしてしまうからこの気持ちに蓋をする。
その蓋も、入れ物さえも既に壊れていることに気づかずに。
その日の夜、2週間ほど前から予定していたドズル社での焼肉の集合場所に30分前に着くように家を出て、いつも通りみんなが来ていつも通りのお店に行く。
🦍「おらふくんとおんりーはどうする?お酒飲む?」
⛄️「いや、やめときます!」
🍌「俺もやめときます」
そんなふうに伝えて、この後みんなで楽しく話す。
全てがいつも通りなはずなのに。
なにか今日は楽しくない。
いつもなら平気なのに今日はおらふくんとMENの距離感の近さがすごく気になる。
俺の視線なんて気づくことなく2人は楽しそうに話して新しいゲームの話をしてる。
なんの話ししてるの、俺も一緒にやっていい?たったその一言が口に出せない。
腹の底で真っ黒な感情が渦巻いていて、上手く言語化出来ないけどそんな感じ。
ずっとモヤモヤしてて居心地が悪い。
ここに居たくないと本能的に思った。
現実から目を逸らしてしまいたい。
だから声をかける
🍌「ドズルさん、自分もう終電なのでお先に失礼します。」
🦍「あ、もうそんな時間か。タクシー呼ぼうか?平気?」
🍌「ありがとうございます、大丈夫です。」
そんなふうにドズルさんにだけ伝えて、お金を渡してお店から出る。
お店を出たあと小さく息を吐くとこちらを見られている気がしてその方向に目を向ける。
すると外でタバコを吸っていたぼんさんと目が合った。
🍆「おんりーチャン、なにかあった?」
タバコを吸いながら聞いてくる。
疑問に思い考えようとするとまたぼんさんが喋る。
🍆「ごめん、聞き方が悪かったね。
おらふくんとなにかあった?」
一瞬動揺してしまった。
やらかした。きっと聡いぼんさんにはバレてしまう。
🍌「…どうしてですか。」
🍆「すごい顔して見てるから、何かあったのかなって思って。」
🍌「顔に出てましたか?」
🍆「それはもうバッチリ。」
🍌「…。」
🍆「ふはっ。誰にも言わないから安心して。
ドズさんには気づかれてるかもしれないけど。」
そういい自分の頭を撫でてくれた手はすごく暖かかった。
🍆「…気をつけてね。その気持ちに溺れちゃダメよ。」
🍌「分かってるつもりです…だけど、もし俺がおかしくなったら殴ってでも止めてくださいね。」
🍆「あんまりおんりーチャンを殴りたくはないけど、わかった。」
🍌「ありがとうございます。」
🍆「…俺が、おんりーチャンを殴らなくていいように気をつけてネ。」
🍌「善処します。」
そう言ってぼんさんと別れる。
もうきっと溺れてる。
苦しいほどに愛おしい。
おらふくんの愛が自分に向くことは無い。
それならずっと幸せな夢の中に閉じこもってしまいたい。
そう思い何十分も電車に揺られて着いた自分の家に入り、すぐにベッドに潜る。
その日の夢は幸せなものだった。
その夢の中では自分は自分じゃなかった。
性別は今のままだけど見た目は中性的な見た目をしていて、おらふくんから愛されるそんな夢。
目覚めるべき時間になってしまった。
でもこの夢からずっと目覚めたくない。
ずっと、考えていると痺れを切らしたおらふくんが話しかけてくれる。
⛄️『辛いなら、ずっとここにいてもええんよ?
俺、おんりーが苦しんでるとこなんか見たくないんよ。』
そんな魅力的な言葉を言われてしまえば夢から覚めることなんて出来ない。
でも戻らなきゃ行けない。
⛄️『おんりー、じゃあ
明日1日この世界で暮らしてみて
それで幸せだったらこの世界にずっと俺と一緒に暮らす。
これならどう?』
黙って頷く。
きっとこの世界にずっといることになるだろうと思い口を開く。
🍌「ねぇ、おらふくん。
明日、幸せだって思ったらもう二度と元の世界に戻ることは出来ないよね?」
⛄️『…基本的には無理かな
おんりーが自分から帰りたいって思わないとダメなんよ
だから、おんりーが現実に向き合っちゃったらすぐ帰りたくなっちゃうかもわからん。』
🍌「…ありがとう、じゃあ今日中にみんなにお別れしとかなきゃね。」
To Be Continued______________。
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