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えーと先日、夏祭りに行ってまいりました!!
親友と浴衣着て、かき氷食って、唐揚げ食って、射的行って、
偶然好きな子にも会って、大歓喜。いっぱい遊んだ。
皆様も、夏休みエンジョイだよ〜!!!!!!
まだ宿題終わってなくて部活に参加できないかもという危機…
ふぁ〜、間一髪終わったと思いきや、まだやることが…
終わんないと色々死ぬ…
【Ktl視点】
あのクソ大神野郎から落とされてしばらくのことだったかな。
一つか二つの頃にはもう自分が元邪神だ、ということに気がついていた。
天界に戻りたいとは思わなかったが、落とされた場所は場所で、碌でも無い場所だった。
ドゴッ
『ッ!あんたなんて、あんたなんて産まれてこなければよかったのよ!』
ドガッ
『どうせ、化け物のくせに!!!!!』
目の色が不気味だ、髪色がおかしいだの言い暴力を振るう母親。
『なんだ、この赤子は!こんな瞳の色と毛の色で、俺の子なわけがあるか!!』
俺が生まれてすぐ瞳と髪を理由に母親を見捨てていった父親、
『ヤダあの子、汚らしい…』
『こっちによらないでほしいわ、病気がなにか移りそう。』
『あの子まだ三つ何でしょ?それであんなに話せて、あんなに動けて…
やっぱり化け物なんだわ。』
そんな汚く傷だらけの俺を嘲笑い、貶し、避けるだけの周囲の人間。
成る程、人間界はこういう場所なのだと理解した。
人間界の言葉は読めなかったし教えられなかったが、独学で全て覚えた。
『さようなら。もう二度と私のところに来ないでね。』
そして三つか四つくらいの頃、オークション…?とか言う場所に売られた。
『さぁ!!!!本日の目玉商品、§国出身の、金目銀目の子供です!!』
かなこの目の色がり希少なこともあり、俺には五億の価値がついた。
俺を買い取ったのは何処かの貴族で、ひたすら館の掃除とかさせられた。
まだ三つ四つだぞ、オイ。
それでも飯はマトモに与えられたし、あんなとこよりもマシだった。
けど、しばらくして、俺を買い取った貴族の当主…?が突然死した。
その奥さんやら使用人さんやらは、俺を買い取ってすぐだったこともあり、
俺を買い取ったせいで主人が死んだと思ったらしく、
『あ、あの人があの子を買い取ったからよ…きっと…!疫病神よ…疫病神なんだわ…!!』
俺は早くもその家を追い出された。
一人で住む家もなく暮らし1年ほど経った頃、俺のもとに一人の貴族が現れた。
そんなに派手ではないシンプルだが高級そうなスーツに身を包んだ細い四五十くらいの男だった。
貴族といっても道に迷い路地裏に人影が見えたので道を聞けるかと来ただけだったらしく、丁寧に道を説明すれば、感謝の言葉を述べ、帰ろうとしていた。
しかし俺のこんな現状を見て同情でもしたのか、連れて行って貰うことになった。
『これで今日から、君は私の子供だ。』
そしてそこで養子縁組…?をしてもらう事になった。
そこからだ、俺の人生とも呼べるような大きな出来事にあったのは。
be continued…?
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