/s/[storyId]/_components/heading/assets/back_arrow_icon.4081080bcaba67b8.svg){kind=icon}
/s/[storyId]/_containers/report-container/assets/more-icon.20cfac1b79e24f56.svg){kind=icon}
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
タイトル、作家名、タグで検索
ストーリーを書く
テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
タイトル、作家名、タグで検索
ストーリーを書く
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
9年間も尾も白いをありがとう！！！WT！！！！ｯ
⋆┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈⋆
episode 19
Kn side.
……ぁれ…、ここは……どこ…？
目の前に広がる真っ白な空間
何も無い
無……だ
っ！そうだ！！俺……ﾀﾋんだんじゃ……ｯ！？
俺は…何故か学校で倒れて……ｯ
そのまま……ｯ
てことは……死後の世界…？
……んなわけない…でしょうが……
…
やっぱり…そうかもしれないな
現実世界にこんな所あるわけない
どうやったら……生き返れるんだろ…
行き止まりも…何も無い……
ちょっと進んでみよ…
ｺﾂ……ｺﾂ…
俺が歩く音以外…何も聞こえない…
……
狂いそう……
…
…いやまじでここどこ？
怖いんだけど……
人もいないし……俺以外存在しなさそうだなぁ…
そんなことを考えていると……
ヒﾗヒﾗ……
一枚の紙が落ちてきた
「…なんだこれ……、」
⋆┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈⋆
今…貴方はﾀﾋと生の中間にいる
自分の体は病院の中で友達たちに見守られているわ
…そしてあと一時間で体に意識を戻さないと
貴方は死ぬの
…
何とかここから出口を探して…抜け出しなさい
⋆┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈⋆
何言っ…てんだこいつ
誰だよ
信じる必要あるか……？これ、
ていうかどこから出てきたんだよこれ……ｯ
……出…出口……
…ｯ…はぁ…
どこかに出口はあるんだな……
じゃあ探すしかないだろ……
残り??分
…ちょっと疲れたな……
食べ物も飲み物も……何も無いし……
体力はあまり使わない方がいいのか……？
…でも使わないと見つからないよな……
ちょっと休憩してから探そう…
残り??分
……なくね？
どこにもドアとかないんだけど…
おかしいって……
…
俺……ﾀﾋぬのかな……
いや……大丈夫大丈夫
多分これ後々「ドッキリでしたー！」って言われるやつだから
うんうん
本当にそうだったら技術すごいけどなあ
残り??分
…うーん？
ヒントとか……ないと難しいんだけど…
……というか全然お腹が空かない
現実世界じゃないからなのか…？
そうすると結構便利……
そんなこと言ってる場合じゃないんだよね……
早く探さなきゃ……
いや…一旦休憩……
残り??分
????「……Kn…っ」
「…えっ」
どこからか…仲間の声がする……
でも…名前……が思い出せない…
…もう……終わりかもな
残り??分
はぁ〜……まじでどこだよ
もう何分か分からないしさあ……？
……はぁ…もうすぐﾀﾋぬのかぁ……〜w
…どーせなら寝て気づかないうちにﾀﾋの……
ん……よい…しょ……ｯ
…あれ……ｯ
上……出口……あるじゃん
…って思ったら……急に眠く……
…
ﾄｩﾝ……ﾄｩﾝ……
あれ……何か音がする……ｯ
???「……ｯKn！？」
???「生き……た、？」
仲間の声を聞いて…俺は起き上がる
ここは病院…？
「…ｯ……みん、な…？」
五人も仲間がいる
Sm「！…生き……てんの…？」
Sha「…まじ……？っ」
キラキラ……目を輝かせながらみんなは言う
……俺…生き返ったの……？
Kr「……っふふ」
笑いながら涙をこぼす仲間もいれば
Nk「ｯ……良かったぁ……ｯ」
優しい言葉を投げかけてくれる仲間も
Br「！！っ…」
Brは驚いた表情をして合図する
Br「………みんな…っせーの……」
みんな「おかえり」
「……ｯ…」
こんなの……泣いちゃうじゃん……ｯ
「ただいまぁ……ｯ！！っ」
ｺﾂ……ｺﾂ
医者「……っKnさん起きたんですか！！！っ」
「……お医者さん…？」
医者「はい……少しお話をしようと思って……」
「そうですか……分かりました！」
医者「…まず、多分気づいてなかったであろうことを話します」
「はい」
医者「…Knさんは、オーバードーズで意識を失っていました」
「……え」
医者「”えぇ”……という事は無意識で飲んでた……って事ですかね」
「無意識ですね」
医者「やっぱそうですか」
医者「……そしてあと1ヶ月ほど経ちましたら退院できます」
「……！」
そして医者は耳元で言った
医者「…友達さん…毎日お見舞い来て……Knさんの事大好きなんですね」
「…っ！」
そっか……俺には薬じゃなくて…仲間がいるんだ……
Br「なんて言ったのー！！！！」
Sha「気になるんですけど？？？？？」
Sm「Sha圧やっば……」
「…」
そういえば……幻覚も見えなくなったな
…あれも薬のせいだったんだね……
Nk「…また何かあった時は……俺らに頼れよ！！っ」
「…ありがと！」
……
そして俺は退院し、中学三年生になった
少しずつでありながらも保健室登校をして仲間といる時間を増やした
休日も六人で集まって……勉強したり遊んだりしてる！
学校では昔のいじめっ子もいなくなってて…皆が俺について来てくれる
いい仲間を持ったんだな……って思う
これからも仲良く…辛い時はみんなが寄り添ってくれる……
そんな関係の……友達になれるように…俺も頑張るよ！
あ……っそれと！もちろん中三のKrは受験を無事合格してるよ！
でさでさ……俺ら六人のグループ名を決めたんだ！
……W（ワイ）T（テルズ）
…いい名前でしょ！
これからも……WTは、みんなで壁を乗り越えていくよ！
おくすり 連載終了━━━━━━━━━━━━
コメント
2件
