第2話 変わっていく歴史
この時の俺は高校生だから高校へ行くことにした
右目「はぁ…この時は平和だな。」
突然後ろから肩を叩かれた。すぐに戦闘態勢に切り替えようと反射的にしてしまった。
友達「何構えてんの?w」
それは普通の友達だった。
右目「ビックリした…」
一年後なら肩を叩かれた瞬間すぐ戦闘態勢にならなければいけないのでその癖が出てしまった。
友達「最近の噂しってるか?俺たちの学校地下室があるとかないとか…w」
右目「地下室…?」
友達「そうそうw あるわけないよなw」
地下室なんてあったっけなぁ…そんな噂すら聞いた事なかったのに
友達「ん?!やっっっば!?もうこんな時間!遅刻するぞ!?」
右目「いこ…!!」
ずっとこの生活が続けばいいのに…
放課後
近所のおばさん達「本当に地下室なんてあるらしいよ?」
近所のおばさん達「えぇ…?なんか気味が悪い」
右目(こんな噂あの時あったっけなぁ…少し歴史変わったりして?w ないかw)
ん?
右目(こんなとこに階段なんてあったっけな…)
学校の校門の近くになぜか下に続く階段があったのだ。前の時空間ではこんなのなかったはずなのに…
右目(けど少し霞んで見える…?霞むというかなんか見えてるようで見えない…?)
その時突然左目に虫がはいってき、右目だけ開けた状態でみた。そしたら…
霞んでみえなくなりハッキリとみえた。
右目「は…?」
左目を開いてみるが左目には見えない気がする。そう…右目でしか見えていなかったのだ。
実はこの右目というあだ名が付けられたのはこの1年後だ。
今までのこと簡単に説明するとこの1年後世界がいや宇宙が崩壊し新たな宇宙が誕生する。
そこで見知らぬ誰かに突然【右目】というあだ名をつけられみんなからも呼ばれるようになった。
なぜ【右目】という名前にしたかはわからない。そしてその崩壊と同時にみんなに能力が芽生えた。
俺の場合:召喚 というもの。
だがこの能力は雑魚能力なため能力を覚醒しようとした…がその時に見知らぬ誰かに殺された…
こんな感じだ。で…今日なぜこのあだ名にしたかが分かった…この時のためである。あいつだけ俺の右目のことを知っていたんだ。
俺ですら気づかなかったこの右目の能力のことを…
俺の両親はもう亡くなってしまったが右目がすごい特徴的だったそうだ。父親は右目でなにかが見えるようで母親は右目で何かを開けることができたという。この頃はまだ能力が芽生えてないはずだったのにだ。これは正直信じていなかったが今回のことで少し有り得るかもと…
とりあえず階段を降りてみることにする。