tr:「…で、さっきのことなんだけど。」
tr:「いやー、実はね。俺もそんなようなことあったんだよ。」
pn:「…え?」
tr:「俺もね、その子に上辺の言葉をかけた。その子もpintが言った子みたいに「俺の気持ちなんか分からないくせにー」って帰ってったよ」
tr:「だけど俺は何も思わなかった。」
tr:「追いかけようともしなかった。」
tr:「今思い出しても俺最低だなーとは思うけど、後悔なんて微塵もない。」
tr:「なんならいい経験になったありがとうって感じだし。」
tr:「…だから、pintはこの子のことを想ってると思うよ。」
pn:「……。」
本当に俺はその子のことを想ってあげられてるのだろうか。
その真相はその子にしか分からない。
けど、今ので確信した。
俺は…
pn:「trzo、俺やっぱり謝りたい」
pn:「その子に謝りたい!!!」
tr:「…そういうと思ってたよ。」
tr:「…だから今回は特別ゲスト!」
tr:「その子連れてきました!」
pn:「…は?」
tr:「…じゃ、俺たちはさっさと退散しましょ、krnaさん」
kr:「そうだね。じゃああとはごゆっくり。」
…”ごゆっくり”?
普通なら特別ゲストと言ったら後から入ってくるけど、それなら”○○さんと2人でごゆっくり”とかじゃない?
つまり、元からこの場にいたって言うことだよね?
名前とか呼ばなくてもこの場にいるんだよね?
…trzoでもkrnaなんでもない、あと一人
つまり消去法で___
pn:「((チラッ」
sn:「…。」
sngmって…こと?
sn:「…pintさん」
pn:「ひゃい!」
反射的に変な返事しちゃった…。
やばい、緊張してきた。
というか、あの子ってsngmだったの!
なんで俺1ミリも覚えてないんだよ!
sn:「…pintさんが僕の胸で泣いていた時、僕は過去を語りました。」
sn:「その時、何か頭に電気のようなものが走ったんです。」
sn:「その日は何も考えず、寝ました。」
sn:「そしてpintさんが急いで帰った今日。」
sn:「pintさん倒れましたよね。」
pn:「…うん。」
sn:「それで保健室へ連れて行って、寝かせてたんです。 」
sn:「それでpintさん、寝言を言ってたんですよ。」
pn:「寝言?」
なんの寝言なんだ…?
変なこと言ってないといいけど。
sn:「……”ごめんなさい。そんなつもりなかった”」
pn:「ッ」
それ、昔俺が___
sn:「…その事を聞いたらなんででしょうね。」
sn:「モヤが晴れたように昔のことをくっきり、ハッキリ思い出したんですよ。」
sn:「…昔の話をしましょうか。」
小さいpn:「ねぇねぇsngmくん!」
小さいsn:「どうしたの?pintくん!」
小さいpn:「なやみごとあったら、ぜったいはなちてね!」
小さいsn:「…うん!」
小学生pn:「…sngm、なにか悩んでるでしょ」
小学生sn:「…別に悩んでないよ」
小学生pn:「嘘つかないでよ。ねぇ、親友でしょ?」
小学生sn:「…じゃあ、乗ってみてよ。」
小学生pn:「勿論。」
小学生sn:「僕のお母さんは勉強にうるさい。」
小学生sn:「テストは100点じゃないといけない。なのに料理洗濯などの家事は僕がやらないといけない。」
小学生sn:「…家事なんてやってたら勉強する時間なんて無くなるのにね。」
小学生sn:「もう僕は疲れましたよ。毎日毎日」
小学生pn:「sngm、泣けば?泣いたらスッキリするかも」
小学生sn:「…そんなに簡単に泣けるわけないでしょ。」
小学生pn:「…でも、でも大丈夫!俺が_」
小学生sn:「そんな簡単に言わないでよ。」
小学生pn:「…え?」
小学生sn:「何が大丈夫ですか?こんな状況になったことも無いくせに…」
小学生sn:「僕と…僕と同じ状況になったことないくせに!上辺の気持ちで話して!僕の気持ちわかったように話すなよ!!」
小学生sn:「…帰ります。もう関わらないでください」
小学生pn:「sn…gm…ッ」
小学生pn:「…ごめ、なさッ」
小学生pn:「そんな、つもり…なか、た 」
小学生pn:「ごめん、なさい…ごめんなさい…ごめんッなさッ」
sn:「…僕、最低ですよね。」
sn:「相談乗ってもらってるくせに、暴言吐いて人傷つけてから帰るとか」
sn:「本当、呆れますよ。」
違う…違うよ、sngm
俺が悪いんだよ
pn:「…違う、違うそうじゃ、ない」
pn:「あのとき、sngmくんの気持ち考えてなかった、俺が悪い」
pn:「…俺が想像してるのより、もっと、ずっと辛かったんでしょ?」
pn:「……ごめんなさい」
sn:「いや僕だって、あのときのpintさんの気持ちなんて考えてなかった」
sn:「…自分でなった事ないくせにって言ったのに。」
sn:「悩みを聞いてる時に怒鳴られて去っていく状況になったことないのに。」
sn:「…こっちこそ、ごめんなさい」
pn:「謝らないでよ!こっちが元々悪いんだから! 」
sn:「いや元はと言えば僕が怒鳴ったから!」
pn:「いや俺が!」
sn:「いや僕が!」
「俺!」「僕!」「俺!」「僕!」
sn/pn:「ん゙ん゙!」
「俺!「僕!「俺!「僕!」
pn:「俺だって!!」
sn:「僕だから!!」
pn:「ッ〜w」
pn:「ふふwアハハハハハハハハw」
pn:「何しょうもないことで言い合いしてんだよ俺らw」
sn:「いやこっちだって…wこっちだって真剣ですよ!!w」
pn:「いやもう笑っちゃってるw」
sn:「無理だよwこれは笑うってw」
sn/pn:「wwwwwww」
pn:「ふーw笑った笑ったw」
sn:「ですねw」
sn/pn:「あの/ねぇ」
sn/pn:「!!先 どうぞ/いいよ」
sn/pn:「………」
pn:「…あのさ。」
pn:「お互い様って…どう?」
sn:「w…僕も同じこと考えてたんだけどw」
pn:「そっ、か。((ニコッ 良かった!」
pn:「じゃあ契約成立!」
sn:「なんの契約だよw」
pn:「”あの時のことはいい経験だった契約”!」
sn:「…いいですよ。」
pn:「じゃ、握手しよ((スッ」
sn:「…wわかりました((スッ」
「((パシッ…ギュッ」
sn:「いった!強く握りすぎ!握りすぎ!!」
pn:「あ、ごめん」
sn:「…まぁ、いいですよ」
pn:「…sngm」
sn:「なんですか?((ニコッ」
pn:「ありがとう!」
sn:「!こちらこそ」
sn:「ありがとう!」
pn:「…というか、今日朝sngmくんのお母さんとお父さん見たけど変わってない??」
sn:「…はい。優しく、丸くなりました。」
sn:「昔自分たちがそう教えられてきたみたいでやってたらしいんですけど、昔の自分を思い出したら負のループになるって気づいたらしいです。」
sn:「今では優しい、自慢の両親ですよ!」
pn:「!良かったね」
sn:「はい!」
kr:「さて、話は終わったみたいだね」
pn:「krnaさん!?」
sn:「ありがとうございます!krnaさん!」
pn:「やっぱりそこはグルなんだ…」
sn:「そりゃあまぁ、そうですよね。」
pn:「というか、なんで俺がここにいるってわかったの?」
tr:「跡つけてきたんだよ」
pn:「マジかよ…気づかんかったわ」
って、さらっとtrzoもいたんだな…まぁそりゃあそうか。
pn:「あとなんでsngmがこの子だって気づいたの?」
sn:「僕が話したんですよ」
pn:「いつ?」
tr:「えーっと、お前が爆速で帰った時。」
pn:「あのとき!?」
sn:「走りながら急いで話して急いで作戦立ててpintさん追いかけましたから。 」
pn:「お前ら…すげぇなw」
pn:「ってか作戦って何?」
tr:「pintの後つけて、説得して、sngmさんと話してハッピーって感じ 」
pn:「ハッピーって感じってなんだよw」
tr:「いやでも今実際にハッピーって感じでしょ?」
pn:「…まぁ、そうだけどさ」
pn:「もしも説得出来なかったり謝らないって言ったりしてたらどうしてたの?」
sn:「それはもうゴリ押しですよ」
pn:「w…ゴリ押し?」
sn:「ゴリ押しゴリ押しw」
pn:「馬鹿だろマジでw」
kr:「まぁ、それはほとんど視野に入れてなかったけどね。 」
pn:「なんでですか?」
kr:「pintだから、かな」
pn:「なんだそれw」
tr:「…pintに聞きたいことがあるんだけどさ。」
pn:「なに?」
tr:「これからも、公園へ行くの?」
pn:「………。」
pn:「行くよ。」
tr:「…そっか。」
pn:「でも、今度は音楽を聞きに行くために行くんじゃない。」
sn:「どういうことですか?」
pn:「僕は、みんなに会いに行くためにここに来る。」
kr:「それってつまり…」
pn:「…ねぇ、みんな」
pn:「良かったら、夕方一緒に過ごさない? 」
sn:「それはもう…」
pn以外:「勿論」
pn:「!!」
pn:「((ニパッ ありがとう!みんな!!」
tr:「…さて、この後どうする?」
pn:「…俺ん家泊まってく?」
pn以外:「いいの!?」
pn:「まぁ、1人じゃ寂しいし。あとお礼も兼ねて…ね? 」
tr:「泊まろ泊まろ」
sn:「ついでに学校も明日サボりません?w」
pn:「さんせーい」
tr:「まぁ、たまにはいいかw」
pn:「よしゃー!」
pn:「krnaさんは?」
kr:「えー…まぁ、たまにはいいかw」
sn:「よっしゃ!じゃあ早くぺいんとさん家いきましょ!」((タッタッタッタッ
tr:「ごーごー!」((タッタッタッタッ
pn:「…ねぇ、krnaさん」
kr:「((ニコッ なに?」
pn:「…仲間って、一生の宝物ですね。 」
kr:「!」
kr:「そうだね。sngmくんも、trzoも、pintも。そして俺も。大切な仲間だよ。」
pn:「これからも、みんなで過ごしたいな。おじいちゃんになっても。」
kr:「過ごすよ。きっと。」
pn:「…早く行きましょ!2人とも見失っちゃう!」
kr:「そうだね!行こっか。」
pn:「 」
kr:「…pint。」
kr:「いい1歩だったよ。」
pn:「 」
sn:「 」
tr:「 」
kr:「ww…ごめんごめん!今行く!」((タッタッタッタッ
夕方、僕は此処を求めて訪れる。
fin.
コメント
2件
感動だわ~..やっぱり、pnさんだったんやな! おわりが寂しいですわ⤴