月 降る 夜の 一室で
桃赤
林檎ちゃんのコンテストに参加させていただきます 。
初めてのノベルで 、下手ですがご了承くださいませ 。
赤 『 はぁ …… 』
お風呂を入って 、すぐ溜め息が出てくる
普通なら 入浴後は 気持ちいいのかもしれなけど …
と 、あまり動かない頭で ぼーっと考えながら
その原因となるものに 目を向ける
スマホのロック画面に残された通知
“ いつものとこ 、10以内ね “
赤 『 っはぁ ? 10分以内とか無理に決まってんじゃん 』
ついつい愚痴が零れていく
ど ~ せ 、激しくされるんだし 。
遅れたっていいか 。
フロントで 適当に受付をし 、いつもの一室に入る
赤 『 ないくーん 、来たよ 。 』
部屋の電気はついてなく 、只只静かな空間
赤 『ったく 、呼び出しておいて 遅れるとかありえな …… 』
普段は言えないようなことを 、小さく呟きながら進むと 、何かが覆い被さる
赤 『 ん …… 。何 、 』
桃 『 遅かったね 。来ないかと思った 、』
少し不満のあるトーンで 、そう言えば 流れ作業かのように 口を交わす
赤 『 ん ッ 、… 』
嬉しくなるのもつかの間 、直ぐに離れていく
赤 『 ッ なんで 、深い方がいい … 。 』
ないくんの 襟を握っては 、こちらに引き寄せ
自ら 舌を入れていく
桃 『 … ん 、ありがと 。 』
桃 『 珍しいね 、りうらから攻めるなんて 』
赤 『 … 悪い ? 』
今更ながらにくる 差恥心 で 素っ気なくなる返事
桃 『 うん 、10分以内って言ったよね ? 』
赤 『 そんなの無理だって 、いつもお風呂入った後に 連絡してくるんだから 、時間かかるに決まってるじゃん 。 』
桃 『 今日は 、ヤんないよ ? 』
赤 『 っ へ 、… ? なんで ッ 』
まさかの返答に 、思考が止まる
嫌だ 。捨てないで 、俺に飽きないでよ 。
桃 『 いや …… だって 、俺の我儘から始まったこの関係 、りうらにも迷惑だし ? 』
赤 『 そんなの今更気にしないよ 、ね 。ヤろうよ 』
桃 『 …… りうらは 、俺の事好きなの ? 』
こんな 、分かりきっている質問 。
嫌いになんてならないよ 。
赤 『 嫌いだと思う ? 』
桃 『 ん ~ ん 。りうらは俺の事好きだっていうの 、ちゃんと伝わってくるよ 。 』
赤 『 ならいいじゃん 。 』
桃 『 でも 、ごめん 。俺は好きじゃない 、 』
赤 『 ッ 、知ってるよ … 。 』
薄々気づいてたよ 、ないくん俺に興味無いんだなって 。
結局は 身体しか見てないんでしょ 。
桃 『 んな 、泣かないでよ ~ 。 』
桃 『 嘘だって 、好きだよ 。愛してる 、 』
赤 『 嘘つき 、愛してなんてないでしょ 。 』
桃 『 なんで 、そう思うの ? 』
赤 『 わかんないよ 、そんなのしらない 。 』
好きで好きで 好きだからこそ辛いんだよ 、
自分もよく分からない 。
ないくん に 会えて嬉しいのに 、いつか 捨てられちゃうんだって思うと 、会いたくない
嫌い って言う言葉を いつか 聞く時が来るのかもしれないなんて 、嫌だよ 。
桃 『 ねぇ 、りうら 。 』
赤 『 な ” に 、』
桃 『 空 。綺麗だよ 、久しぶりに月が出てるね 。 』
ホテルの一室に ついている 、窓を見る
満月 か 。
俺と同じ 。
俺もこの 満月 と同じように ないくんのことを思っている 。
桃 『 ね 、りうら 。 』
桃 『 好きだよ 。愛している 。 』
赤 『 俺も 、嘘だったら許さないから 、 』
桃 『 あはっ 、嘘なんて言うわけないじゃん 。 』
優しく押し倒される
赤 『 別に 、激しくていいよ 。 』
赤 『 激しい方が好き 。 』
桃 『 っは 、いつも泣きながら イっているくせに 、よく言うよ 。 』
赤 『 … うっさい 。 』
赤 『 ねぇ 、愛してくれますか ? 』
多分 、何度 “ 愛してる ” って言われても 、
俺は安心できないけど ……
それでも 君からの 愛している が欲しい 、
桃 『 愛すよ 、全力で 。 』
桃 『 しっかりと受け止めてよね 。 』
月降る夜の一室で
ℯ𝓃𝒹
コメント
7件
はぁ 、好きだ .. 🤦🏻♀️ セフレっぽい 感じだけど 、どうなんだろうね 🤔 💭 嘘でも 本当でも どっちも 推せる 、🥹 💖 初 ノベルなのか 😶‼️ へぅあ 上手すぎ … 😇♡ 好きなんだけど ☘️ コンテスト 参加 有難う 🙌💕︎