この作品はいかがでしたか?
73
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とある日。
時刻は午前10時。今日も平和なプププランド。プププランドには海や自然が沢山。其のプププランドにぽつんと小さな家があった。其の小さな家の近くに[カービィ]と書いてある看板があった。其の看板の通り、此家の持ち主は春風と共にプププランドへやって来たカービィである。家の中にはカービィ、丈では無く各々色違いのカービィが居た。
「あ〜、平和だな〜」
家の持ち主のカービィがベッドに座り乍足をばたばたさせ言う。其れに他のカービィの一人であるキービィが座布団に座り乍応える。
「平和なのは良い事だよぉ!平和が一番〜!」
其れに座布団に座り卓袱台に置いてある本を読み乍ブルーカービィが応える。
「キービィの言う通りです、まぁ前々はポップスターを侵略しようとする輩が沢山居ましたからね。」
又其れにくさもちカービィが暖炉の近くに座り乍応える。
「確かにあの時は大変だったからねぇー、のんびりするのも悪くないy「えっ!?」わっ!?!」
くさもちカービィが言い終わる時、ブルーカービィが突然驚き叫ぶ。其れにブルーカービィ以外が身体を跳ねさせブルーカービィを一斉に見る。
「ど、どうしたのブルー、大丈夫?」
と、カービィが心配そうに話し掛ける。するとブルーカービィは驚きの顔のまま皆に話す。
「皆さん、之見て下さい…」
「ん?」
一斉にカービィ達がブルーカービィに近寄りブルーカービィが指を指してる本の一部に視線を行き届かせる。そこにはこう書いてあった。
[ポップスターには4人の勇者ありけり。
だが幾つかの他の惑星で其の勇者らしき輩の目撃情報あり。目撃者に拠ると、ポップスターの勇者とは色は全然違う様。]
と書いてある。其の文章の近くにはポップスターの4人の勇者であるカービィ、キービィ、ブルーカービィ、くさもちカービィの4人の集合写真が載ってあり、他の写真には砂漠に豆粒よりも小さく写っていて此方に背を向けている赤色の者が居て、もう一つの写真、海岸にも橙色の者が居て、更にもう一つ、もう一つと、合計で8人の自分達と違うカービィが居た。
「僕達と違うカービィがこんなに…凄いねぇ」
くさもちカービィが驚きの声を挙げる。すると突然カービィが大声を挙げる。
「之カービィ達探してみようよ!!」
「えッ?!でも何人居ると思ってるんですか!?8人ですよ!探すのは時間が掛かりますし…」
「でもでも!!気になるでしょ!?」
ブルーカービィがすかさず反抗するがカービィも負けずに声を挙げる。その顔は興味津々で何を言っても探しに行くと言う顔をしていた。
「たしかに〜!!行ってみよ〜!!」
キービィもぴょんぴょんと飛び上がりカービィに賛成する。
「正体が気になるもんね〜、僕も探したいなぁ〜、ね?ブルーカービィ?」
くさもちカービィもブルーカービィも目を合わせ笑顔の圧でブルーカービィに応えを聞く。
「う、うーん…まぁ私も正体とか気になりますし…探しに行ってみましょう」
「「やった〜!!」」
カービィとキービィば歓喜の声を挙げる。くさもちカービィも笑顔で其の光景を見詰める。ブルーカービィも苦笑いしながら其の光景を見詰めた。
「でも、どうやって探すんですか?宛も無いと探しに行けませんよ?」
「あっ、確かに…」
カービィがはっとしてどうしようかと考える。キービィも真剣に考える。其の瞬間、外から何かが衝突した様な爆音が聞こえた。其れに皆は飛び跳ねる。
「えっ!?!何何?!」
キービィが驚きの声を挙げ窓に目を向ける。カービィは迷いも無く戸のドアノブに手を回し開け、キービィ達の方へ振り向く。
「行ってみよう!!緊急事態かもしれない!」
「待って〜!!僕も行く!」
と言い残し爆音がした方へ走って行った。キービィ達もカービィの後を追い掛ける。
プププランドの平原。普段は自然が沢山あるのだが其の平原の真ん中に煙が薄らと上がっていて其の煙の出処は土地が半球型に壊されている。此れ等から思うに多分地面と激突したのだろう。此を見たカービィ達はもっと足を早める。
「はぁ、はぁ…って大丈夫!?」
コメント
1件
新シリーズキタ━(゚∀゚)━! カービィの話とは・・・なかなか大変そうですわね・・・