「んあ~っ」
(お前また赤点かよ笑笑)
「まじでテスト無理」
「居残りとか嫌だなー!!」
別に嫌ではないんだけどね
放課後
『……はぁ、またお前かい』
「赤点取っちゃいました~」
赤点をとったら放課後生徒会の人に
教えてもらわなくてはならない
『どの教科?』
「数学」
『ここ?。ここは~___』
「____」
でも自分はその時間が楽しみだ
「rd先輩……。」
『何?』
「そろそろ休憩しません?」
『ま、1時間経ったしいいよ』
「よっしゃ、!」
『じゃあ次の科目の準備しとくから』
『何教えて欲しい?』
「理科!」
『いつも通りの科目ね。』
ドサッと教科書を机に置く
「お疲れ様」
『ん、じゃあ初め…』
ふーっと耳に息を吹きかける
『ぅゎ…何?』
「ええ~、先輩弱くないのか」
『も~…俺早く帰りたいから早くするよ』
「お、俺と一緒に居たくないってコト!?」
『居たくない訳では無いけど… 』
「じゃあ他のも沢山教えてね♡」
『…はぁ、ハイハイ』
なんだかんだいって全部答えてくれる
「……」
『____で……分かった?』
『おーい。』
「ん、?。うん、」
『……ちょっと、重い』
「眠い、ちょっと眠らせて」
そう言って肩に凭れる
「は~……。」
ガシッ
「ぇっ……ちょ、ちょっとだけ、だから」
カチャッカチャ……
「は?え、ちょ、ちょっ、待って…何」
「べ、ベルト…なんで取る…?」
『後ろ向いて』
「え、?…はい。」
後ろで手を交差させ
ベルトで手錠のように動けなくする
「……ちょ。なにこれ」
『さっきから動きがうるさかったから』
『……あ。』
「ベルトで…?」
かちゃっ、と
自分のベルトも取って足を拘束する
「足も……!?!」
「何もそこまで!」
「先生に見られたら恥ずいんだけど……。」
『一応鍵閉めてるから』
なぜ
そのまま勉強し続け
「あ”~もう終わり!」
『早くない?』
立とうとする
ガタッゴンッ
「ぃ”った……」
ベルトのせいで転んでしまった
それに立てなくなった。
「おま、先輩!これとって…」
『さっき沢山教えてって言ったの君だよね』
『もっと教えるから。自分でこっちおいで』
クスッと笑う
「〜〜ッ、いじわる」
何とか足を解こうとする
早く立ちたい、
床に寝そべってるの嫌すぎるんだけど…
「……」
「先輩椅子座りたいです、お願いします…」
ガタッ
椅子から立ち上がる
『椅子に座りたいんだね?』
「はい!」
まーそんな意地悪じゃないよね
ただお願い出来るか試したみたいな…ね?
ふわっと地面から体が離れる
「ワ?……いや、あの…」
「確かに言いましたけど」
「お姫様抱っこって…笑」
「足の拘束といて欲しかったんですよ!」
『それはやだ』
「なんで……笑」
ふーっと耳に息が吹かかる
「う”わっ……」
『…ふーん。自分が弱いのに俺に試したんだ』
『これまでしてきたやつし返すから、後で』
『だからほどかなーい』
仕返しって…
そっかコイツ根に持つタイプか
「は、 早く帰りたいんじゃなかったんですか?」
『宅配来る予定だったからね』
『この時間じゃ…』
「…すんません、」
『はは笑いやいいよ』
それに、フツーにもう勉強嫌なんだけど…
「ぁ、ぁぁ…ぅぅ”」
「死ぬもう、やだ」
「勉強」
『おーい。まだダメだよー 』
「もう、2時間は…してる」
「まだまだじゃん」
「先輩の家でしましょうよ」
『ちゃんと勉強する?』
「します」
『ならいいよ』
『でももう6時だし』
『あと3時間は勉強するつもりだから… 』
『んま、いっか』
先輩の家。
「あの、足の拘束
ほどいてくれたのはうれしいんですけど」
「手は…?」
『手はまだいい』
『書くより口に出す方が覚えるから』
『手は要らん』
「水、飲めないので」
「飲ませてください」
「ストローないんですか?」
『ない』
ここまでするなら別にほどいたっていいのに
「んッ、ゲホっ……けホッ…」
「ぁ、すません!」
「かかりましたか…?」
『全部自分にかかってるよ笑』
めっちゃ服濡れてる、
『……透けてるし』
「見ないでくださいよ先輩のえっち!」
『えっ…ん”ん。 』
「……」
そっかこの人あくまで生徒会だから
そういうの言わないっていう
プライドあるんだ…笑
「おもしろ……笑」
『なにが?』
「せっかく先輩の部屋来たんだし探さないと」
『…なにを?』
「えぇ?笑」
「本?」
『本は…あんま買わんから無いよ』
「先輩って一人暮らしなんですよね?」
『え?うん、』
「なら尚更堂々と買えますね」
『は?何…を……』
『…あ~…………笑』
口を抑えて目を逸らす
「ないんですかー??」
ベットの下を探す
『ふ笑ないよ』
『それより君だって
そういうのに興味があるんだね』
「俺はないですよ」
「…とくに」
「あの誇り高き生徒会さんが
そんな本持ってないかなーって。笑」
『残念持ってないよ』
『それにその格好で寝そべって大丈夫?』
「あ…忘れてた。」
『馬鹿笑』
「……先輩って笑うと綺麗ですね」
『はぁ?なに急に頭打った?』
「いや、思ったこと
すぐ口に出しちゃうタイプで…」
『……それなら君もでしょ。』
「ふ…笑……」
「先輩ちょっとしません?」
『はぁ、言うと思った』
あぁ。皆に伝えるの忘れてたね
実は皆に秘密で付き合ってるんだ
『そーゆうの教えるの疲れるんだよね』
入り切らぬ
つづく
コメント
7件
今回もめちゃくちゃ良かったです!!!! あら、そうなんですね…!!! 赤点をとったら生徒会のrdと… でも彼の事ですから、 恐らくその勉強(復習)を ガチでやると思うのですが… 大丈夫なのでしょうか?(?) おぉ…何か絵図は凄いですね!!!(?) いやー…彼、電子派かもですし… 見つけるの難しいんじゃ…(?) 次回も楽しみに待ってます!!!!