テラーノベルの小説コンテスト第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

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blood（蛇）

第84話 - 「理性」

2022年04月24日

#ちょいぐろ

#BL

#R18

#オリジナルキャラクター

ろくがつ

オークション会場　風磨

「ぎゃぁ！！」「、、っ、、狂唖！？」、、やっぱり夏のアイツって本当に弱いんだ、、初めて会った時より動きのキレも、、力強さも全然ない、、小我太を守りながら戦ってる、、歌星もそれに気づいてわざと小我太を狙ってる、、鮎民の屍武器も効かない、、「、、どうすれば、、」「風磨！！前！！」「え、あ、ガハッ！？」「ラァァ！！」「、、！？ルイス、、あれは風の能魔、、」「、、、、」

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狂唖

「、、っ、、」力が強すぎる、、どっかの骨が折れてる、、「怪我したらまた阿蚋に怒られんのに、、」「狂唖」「ん？？何小我太」「歌星の外種能魔がわかった」「、、？？え」、、いつ使ってた、、「な、何？？」「鉄を溶かす能魔だよ、、鮎民さんの屍武器見たけどあれは効いてないんじゃなくて屍武器が熱で溶けてる、、狂唖の斧も効かなかった」「、、、、」、、ってことは、、鉄製じゃない屍武器なら、、でも溶かせるのって鉄だけとは限らないし、、その能魔が小我太や鮎民に当たったら、、「見齧幹部」「、、？？何」「、、あの屍武器を使います」「え」、、この屍武器、、「、、小我太がいる、やめて欲しい」「、、？？狂唖？？」「無論、歌星は私がやります、、幹部はルイスを」「え、ちょ！！」「歌星！！こっちだ！！」「、、？？」「お前の相手は私だけだ！！」「、、いいだろう」「鮎民！！」「、、行っちゃった、、」「好き勝手な奴、、あぁー、、女の人って理解できんわ〜」「、、あの屍武器、、姉さんで作ったやつ？？」「、、、、」「、、前に一度見たことある、、」「、、そーだよ、、一応鮎民のジジイの形見だから、、お前の形見でもあるか、、この戦いが終わったら返そっか？？」「、、いらねぇよ、、」「アハハッ〜！！鮎民のジジイで屍武器作るかー！！」「なんでそうなる、、ん？？狂唖？？」「、、、、」「、、どうしたの？？」「、、あれ、、おかしい」「、、へ？？」、、やばい、、この感じ、、未來永劫の血死に似て、、「、、！？ガハッ！？」「、、！？狂唖！！」、、血が、、もしかして、、歌星の外種能魔って、、未來さんと同じ血死なのか、、

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加四六

「、、っ、、ラァァ！！」よし！！倒れた、、これで7体目、、！！「、、、、」後数十人、、「この流れで潰そう、、」その時、、「、、え」「、、あれ」、、一気に外種がオークション会場の中に戻っていく、、あっちの方向は、、小我太が、、「、、！？何で、、まだ能魔は10分ぐらいあるのに、、」「見齧幹部に何か起きたんだ！！」「曽破さん！！」「、、っ、、まだ数十人いる、、奴らを殺しながら追うぞ！！」「ハイ！！」

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風磨

「、、、、」「、、？？どうした？？未來さん」「、、狂唖さんの血の匂いが濃くなってる、、」「え」「、、黙っていたことがあるのだけれど、、僕歌星の外種能魔知らないんだよな、、」「、、、、」「、、もしかしたら、、僕と同じなのかも」「、、ふ、、ふはは、、ふははははww」「、、ルイス？？」「、、何がおかしい、、」「永劫！！アンタすっかり自分が未來族の特有能魔血の所有者だと思い込んでるようだね！！」「、、そうじゃないのかい？？」「じゃあ、何で私に血を使わない？？それなら私はお前の能魔をコピーする暇もなく死ぬぞ」「、、、、」、、本当だ、、何で、、「、、使えないんだ、僕」「え」「この能魔を体の中で押さえ込んでいるのが限界なんだ、、扱えない、、制御できない」「、、、、」「、、でも何故、、歌星が血を持っているんだ？？」「フハハ、、そんなの私も知らないね、、お前が能魔も碌に扱えないヘタレだからじゃないか？？」

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小我太

「ガハッ！？ガハッ！！」「狂唖！！」これ、毒だよな、、まさか、、これが未來族能魔の血なのか、、「、、？？」クンクン、、「、、、え、、」え、、嘘、、「外種の匂いが強まってる、、」こっちに来る、、このままじゃ、、「小我太」「、、？？何」「この能魔血だよな、、未來さんが死んでんのかも、、見に行って、、」「見に行ってって、、そうしたら風磨のところに外種が」「能魔が切れたのは加四六だけだ、、お前の血種の匂いはまだ隠せてる、、」「じゃあ何で、、お前、、まさか自分で自分を血種の匂いに変えてるの、、」「、、、、」、、全然気づかなかった、、ずっと自分の匂いだと思ってた、、「風磨がルイスと一対一ならまずい、、早く加勢に行ってあげて欲しい」「そんな、お前、自分の匂い外種に戻せよ！！」「外種は血種の次には人間の匂いに釣られるんだよ！！そうなったら捕まってる人間が危ないだろ！！」「、、！？」「そこに切嗣さんもいんだろ、、」「、、わかった、、風磨のところに行ってくる、、」「、、、、」「一個だけお願い、俺の血を飲んで」「、、は？？」「そのままだと外種がここに来るまで持たない、、俺の血を飲んで」「、、やだよ、、いくらお前の頼みでもできない」「、、っ、、本当は今すぐにでも飲みたいくせに！！」「、、！？」「お人好しのつもりかよ！！そんな事したって、、俺の中でお前がお人好しになることは、一生ないのに！！」「、、別にそういうつもりじゃ、、」「じゃあ、飲めよ！！何だったら唾液でもいいよ？？キスする？？」「風磨に怒られるぅ、、キスは好きな人とするもんだろ、、」「、、、、」「風磨がいるのにそんなこと言っていいの？？」「、、まだ彼氏じゃないし」「まだ、、」「うるさいな、、」「へぇ、、へぇ、、好きなんだ〜ムカつく〜さっさと風磨殺そう〜」「早よ血飲めよ！？」「やだ」「、、、、」「好きな人を噛む行為ほど嫌いなものはない、、お前は甘く見過ぎてる、、外種の、、噛む行為を」「、、でも風磨は何の躊躇もなく俺を噛んだよ？？」「、、普通の外種はそうだよ、、俺は違うもん」「、、、、」「、、、、」「、、あ、、そう、、じゃあ」ガバッ！！「、、！？うわぁ」「おんぶ」「うわぁ〜、重くね？？」「重力操作使ってるから0kg」「さすが小我太〜」「、、本当、、変な奴、、お前、、」「よし、じゃあ未來さんか生存確認はレッツラゴー」