snowman妄想/死表現/暴力表現/ご本人様とは一切関係ございません/なんでも許せる方向け
日記
『6月5日。今日から入院。翔太には持病とか嘘ついちゃった。翔太は私のお母さんとお父さんと仲が良いからきっと殴られて心臓悪くしたなんて信じてもらえないよね。でもそれでいい気がする。知らない方が幸せな事もあるもんね。いつか聞かれたら素直に答えよう』
渡辺「は、、、、、、、、?」
『6月8日。今日は翔太と喧嘩した。喧嘩っていうか翔太を怒らせちゃった。私よりも素敵な人が沢山いるから別れたかったら言ってねって言おうとしたんだけど翔太は怒って病室を出ていった。めんどくさがられちゃったかな。次来たらちゃんと謝ろう』
渡辺「ちょっと待てこれ…」
『6月9日。今日はお母さんがお見舞いに来た。来て欲しくなかったのに勝手に病室に入ってきた。いきなり何休んでんのよって言われたからびっくりしたなぁ笑。そして最近心臓の痛みが増えた気がする。残り少ないなら早く翔太に会いたい。でも私が悪いから呼べない。我儘な自分がほんと嫌になる』
『6月13日。今日は照が来た。翔太が来なくなってからずっと寂しかったから凄く嬉しい。翔太の事を聞くと最近顔色悪いみたい。大丈夫かな。きっと私のせい。照にごめんねって伝えといてって頼んだけどやっぱり顔を見て謝りたい。今日も翔太は来なかった。』
『6月14日。心臓が痛い。文字を書くのも精一杯。もう私は死ぬみたい。最後に翔太に会いたかった。ごめんね翔太。愛してたよ』
日記はそこで途切れた。〇〇は最期まで俺のことを書いてくれてた。でもそれよりも
ーメールー
渡辺「照、お前知ってたの?」
岩本「…虐待のこと、?知ってたよ。それが翔太に話さないといけなかったこと」
渡辺「なんで言わなかったんだよ。お前ほんとにふざけんなよ」
岩本「〇〇と喧嘩していじけたお前に言われたくねぇよ。それに俺は〇〇に頼まれてたの。翔太には言わないでって。〇〇の優しさだよ」
渡辺「意味わかんねぇ」
ごめんな。〇〇ごめん。謝って許されることじゃないんだろうけど今の俺には謝ることしか出来ねぇや。
渡辺「お前だけは絶対、、、守るって言ったのにな、、」
白い箱を撫でる。笑顔が綺麗で気まぐれの俺にいつも話しかけてくれて家事もできるし我慢強い。俺の方こそ〇〇の隣に似合わなかったはず。でも〇〇は俺を選んでくれた。遅くなったけどこれくらいは任せとけ
ーピンポンー
〇〇母「はい…あ、渡辺くん」
渡辺「ご無沙汰しております。今日は話があって来ました。」
〇〇母「…帰って」
渡辺「どうしてですか?〇〇を殺したからですか?」
〇〇母「、!」
渡辺「俺、貴方のこと尊敬してました。こんな素敵な〇〇さんを産んで育ててくれたって。でも違ったんですね。育てたのは〇〇のおじいさん。貴方は家にほとんど帰って来ないで俺に優しくしてくれたのもお金目当てだった。貴方の旦那さんも今はギャンブルに染まって今日も家に居ないじゃないですか笑」
〇〇母「あんた、!なんてこと言うの!?ほんと世間知らずの役立たず!!」
渡辺「なんとでも言ってください笑。俺別に貴方のこと心底どうでもいいんで。あと、警察に言ってあるんで貴方達が捕まるのも時間の問題ですよ。今日はこれを言いに来ました。」
〇〇母「なんてこと!!あんたほんといい加減にしなさ、」
岩本「こっちのセリフですよ。俺の大切な親友奪わないでくれます?子供の頃から知ってましたけど子供なので何も出来ませんでしたけど今は大人なので違います。やっと〇〇の仇を打てるんです。本当にふざけんなよ」
渡辺「…そういう事なんで失礼します。」
ペコッと下げたくもねぇ頭下げて閉じたドアを蹴ってやった。
渡辺「照ありがとな。全部教えてくれて」
岩本「…俺が言いたくて言っただけだから。お前のためじゃない。」
あの後すぐ〇〇の両親は逮捕されてやっと心のモヤモヤが少し晴れた。
〇〇、勝てたよ。遅くなってごめん
“遅い!笑ありがとうね”
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