瑞は 毎日 ゞ
お兄ちゃんと 比べられてきた .
もうそんな 人生に うんざりだ ___ .
☔ 「 はぁ … 」
🍍 「 なぁ 」
☔ 「 ひゃい !? 」
🍍 「 藐 知らね .ᐣ 」
なんだ . お兄ちゃんか … .
☔ 「 藐サン 楢 彼方に … . 」
🍍 「 ありがとな 」
あの人も … . お兄ちゃん目当てかぁ … .
瑞は あの人の事が 好きだった . でも …
☔ 「 また … お兄ちゃんに 取られちゃう 」
瑞の 好きな人は大体が お兄ちゃんの事を
好きになる . スポーツ万能 成績優秀
学年トップの 兄と
学校終わり即帰宅 成績普通 地味な 瑞より
断然 皆 兄を 選ぶ . そんな瑞は 自分が
嫌いで 兄に 嫉妬していた . でも そんな中
事件が 起きた ___ .
女子生徒が 階段付近から 悲鳴をあげて
📢 「 はぁ … ゞ … 」
☔ 「 ぁ … 」
📢 「 大丈夫ですか ?」
🌸 「 大丈夫です … . 有難う御座います」
📢 「 そうですか . それは よかった 」
兄が ニコッとした瞬間 その女子生徒は
何か 打たれたのか 徐々に 顔を赤く染めて
「 お礼したいです 」と言って立ち去って
行った ____ .
📢 「 あっ . 瑞 」
☔ 「 お兄ちゃん … 」
📢 「 ん ? 」
ずるい ずるい ずるい . 瑞だって
瑞だって 頑張ってるのに なんで なんで
お兄ちゃんばっか なんで なんで
☔ 「 ずるいよね 」
📢 「 はっ ? 」
☔ 「 お兄ちゃんばっかチヤホヤされて 」
☔ 「 瑞の事は 眼中にない 」
言っちゃえ 言っちゃえば 楽になる
☔ 「 お兄ちゃん … なんか 大っ嫌い !? 」
そう言って 瑞は 走って その場から立ち去った .
その時の お兄ちゃんは 唖然としてた . まるで
生きる希望を 無くなった様な眼差しで
瑞を 見ていた . 今でも 鮮明に 覚えてる
もし … . あの時 『嫌い』なんて
言わなければ 仲良かったのかな … .
もし … あの時 一緒に 帰ってれば
お兄ちゃんは … .
瑞と 藐は 仲直りする前に 生き別れた _ .
瑞が 周囲を 見ていれば よかった … . 親に
そう言われた . 今振り返ってみると
お兄ちゃんは いつも 瑞を 庇っていた
瑞が お母さんに 叩かれそうになってる時も
態々 勉強を 中断して 庇ってくれてた
ごめんなさい ごめんなさい ごめんなさい
ごめんなさい ごめんなさい ごめんなさい
今まで 気づかなくて ごめんなさい
お兄ちゃん .
『 ごめんなさい 』
END
コメント
1件
なんか、このストーリの中に居るこさめくんの気持ち共感できる!なぜだ???