アメ視点、ちょっと病んでる?、愛が重い、恋愛表現あり、ちょいグロ?
俺は何をしているんだ?何を‥‥
いや、いいやこれで良かったんだ。これしか無かったんだ。
ああ、どうすれば良いんだ?
俺は、日帝が好きだった。
一目惚れしたんだ。
小柄な体型で、でも賢明に強くなろうとしている姿に。
全てに。
一度好きだと自覚してしまったら、もう止まらなかったんだ。
話してみたい。仲良くなりたい。笑っているところを見てみたい。
もっと声が聞きたい。
触りたい。
俺にだけ
「俺にだけ」特別な感情を持って欲しい。
でも、好きになるのが遅すぎた。気づいた時には日帝と戦争をしていた。
初めは、傷つけるのが嫌だった。苦しんでいるのを見ると胸が苦しくなったから。
でも、日帝が体を犠牲にしてまで俺に向かってくる。
怒り、嫌悪感、絶望、憎悪、殺意、「俺にだけ」その感情を剥き出しにする。「俺にだけ」そこまで必死になる。
その特別感が、たまらなかった。
あぁ、ずっとこのままでいよう。こうしている時は、日帝を独り占めできる。ずっと続けば良いな。
日帝は少しづつ衰弱していった。
それでも、俺に対する気持ちは変わっていなかったし、弱っている日帝もかわいかったから別に良かった。
それに日帝達が負けた時、俺が好きにできるようになるのが楽しみだった。
この時は、まさかあんな事になるなんて思ってもいなかった。
案の定、日帝達は負けた。最後に戦場で戦ったのを皮切りに、日帝に会えていなかった。
やっとやっと迎えに行ける。もうひもじい思いなんてさせない。と胸を躍らせていた。
でも、どこを探してもいなかった。日帝の仲間に聞いても、知らないの一点張りだった。嫌な予感がした。
片っ端から問い詰めると、やっと一人が吐いた。
日帝は俺を倒しに行こうとして出ていったっきり行方不明になっているらしい。
おそらく、日帝の事だから俺の居場所を知っていたのだろう。闇雲に探さない筈だ。
つまり俺がその時居た場所に行けばわかる。大丈夫だ。覚えている。
行方不明と聞いた時は肝が冷えた。
数週間開いたわけではない。まだ近くにいる。
良かった、良かっ
それも俺の同僚に殺されていたのだ。
そいつが言うに、
見た時には日帝はもう死にかけで、体のあちこちがヒビ?割れていた。
ボロボロでも殺しにかかってきて、ずっと俺への怨みを呟いていたらしい。
銃弾が何発か当たり動けなくなったところにとどめを刺したのだそうだ。
死ぬ最後の時に「ごめん」とだけ言ったと、
拷問して四肢のもげたソレが話した。
日帝が死んだ?それも俺ではなく他人が殺した?
ありえない、頭が強く反発した。
理解できない、したくない。いやだ!!!そんな筈はない。何かの間違いだ。
俺は体調を崩してしばらく寝込んだ。
その間ずっと自分に言い聞かせた、日帝は死んでない。アレが嘘をついているんだ。今もどこかで生きているんだ。
それでもなんだか分かってしまって、俺は日帝の代替えを求めた。
でも、どんな絶世の美女だろうが、かわいいと噂の女だろうが、心の穴は埋まらなかった。
何故だ。どうしたらこの空虚なひもじいこの気持ちが満たされるのだろう。
そういえば、日帝と一緒に居た人が日帝とそっくりだったような。
そこまで覚えていないし、目もくれていなかったがそう言えば一回、、、
いつものように日帝と戦場で遊んでいた時、
日帝を庇って俺の銃を受けたのがいた。
普段は邪魔をされたと憤りを感じるが、その時は違った。
とても似ていたんだ。日帝に。
顔から体型まで、おまけに痛がる表情もそっくりだった。
服装と声を変えたらわからなくなるくらいに。
「なぁなぁ、おまえ、日帝chanと双子か?」
それに応えることは無かった。無視したのか、重症だったし答えられなかったか。その時は別にどうでも良かった。
あいつ以外にここまで似ている人を俺は見たことがない。
あいつなら務まるんじゃないか?日帝の代替えが。
あの見た目だきっと親族なのだろう。身元を調べればわかる筈だ。
今回はこれで終わりです。途中ですみません‼︎
めっちゃ投稿が遅れた理由は
文字打つのが面倒くさすぎてすっごいコツコツ書いてたからです、、、
次はもうちょい早くできたら、、良いな?(無理かも)
まだアメ視点続きます。最後まで見てくれた方ありがとうございました。
コメント
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ちなみに今回のアメのセリフに2話で隠されてたやつがあります!探してみてね‼︎