こんにちは〜!
最近フォローしてくれてもリムられてしまいます…多分フォロワー限定のを見たらそのあと外されてるのかな……
外されないようなものをかけるように頑張ります😭下手なのはもちろん承知です
ぜひフォローしてってください!!
START
「……」
「鳴海くーん!」
いつものように屋上でBLを読んでいた。
「保科…おそいッ!!」
最近保科が屋上に来るのが少ないのだ、学校では保科とBLを読むことだけが生きがいなのに来なかったら意味が無い。
「もぉーしょうがないやんかもう受験やで?」
「受験…」
そういえば考えていなかった
学校はサボりがちで授業もあんまりでないからそんなこと考えていなかったのだ。
「保科どこ大行くんだ、」
鳴海は前に言っていた"2人で同じ大学行っちゃう?"というのを忘れていなく、少し焦った。
「僕はもう決まってるで!!」
「ボクも行く」
「同じとこ?」
「そう、2人で、行くんだろ?」
「そういえばそうやったな」
そう言って保科が笑った
今思い出したのにちょっとガッカリした。
鳴海の中では最高に嬉しかったからだ
「いやか、?」
「んーん!嫌じゃないで?約束したもんなっ」
そう言って指を絡めてきた
ドキッとした
こんな些細なスキンシップなのになんでだろうか、保科だからなのか
無意識に強く絡めていた
「、照れるやんかぁー」
情報っぽく保科が言った
もっとその表情が見たいと思ったのはなんでだろうすごく自然にかわいいと思った。
「鳴海くんも勉強しーや?」
「ボクも意外とできるし」
「ふーん?笑」
な、こいつばかにしてるな
そう思ったけど何も言わなかった
「じゃあまた!」
寂しい。でも自分も勉強しないといけない
放課後たまたま図書室の前に通りかかった
「…保科がいる!」
「、と誰だ」
なにやら誰かと2人で勉強をしていた
すこし保科が笑っていて楽しそうだ
何を話しながらやっているのだろうか、どのくらい仲がいいのか。
「、誰だよ」
保科は自分のモノでは無い
そんなの知っている
でも2人で2人だけでいる時間が好きだった
優越感に浸れた
誰かと喋って仲良くして欲しくない。
ボクとだけいて欲しい。
ただの友達なのになんでこんな思いを抱いてしまうんだろう。
…友達…
「ただの友達なのに、」
嫉妬なんてはじめてしたからそのせいだ、多分そうだ、じゃないとこんなの重いだろ?
心の中で呟く
そもそもただの友達なんだろうか
秘密を共有している
他とは違う
友達のままでいいはずなのになんか違うと思った。
とにかくここから抜け出したくて走って階段を降りた。
次の朝屋上でいつも通りBLを読んでいた。
「なーるみくん」
「おはよ」
「おはよう!」
「いっつもここにいるやんな」
「そう、」
なぜか冷たく話してしまう
こんなふうに話したいわけじゃないのに
ボクってめんどくさい
「なんか元気ない?」
「別に」
「昨日図書室で一緒にいたやつ誰?」
「あー友達やで!勉強教えてもらってん」
「ふーん」
「えぇー妬いてんのぉ?」
「は、!そんなんじゃないッ!!」
「可愛いとこあるんやな笑」
自分だけこんなんになってムカついた。
「じゃあボクが勉強教えてやる」
「ふふほんま?」
「ボク頭いいんだからな?」
「意外やぁ」
とにかく2人でいたかった
これははじめての嫉妬のせいだ。
「ずっと2人でいて、」
「うん、ええよ鳴海くんメンヘラやなあ」
「めんどくさいか?」
「そんなわけないやろ?嬉しいよ」
嫌われたくない
唯一のたった一人の友達。
いつの間にか大切な存在になっていた
2人だけの秘密がないと特別に思えない
ボクだけが保科の特別になりたい
ボクにとって保科は特別なのに保科は違うなんて嫌だ
「…」
「へ…?ちょぉなに、///」
保科の手を握った
「いやか、?」
「別に、///」
自分だけが意識してるのが気に入らないから握ってやった。
別に…触れたかったわけじゃ、ない
コメント
6件
初コメ失礼します。すきすぎるフォローしました!次作が出るの楽しみにしてます
え!?付き合えよ!好き。