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創作。
hsrb kyng
伏せ字なし
カーテンから漏れる光、少し乱れた布団、目が思うように開かなくて視界が悪い。そんな中でもしっかり認識出来たのは服を一切着ていない小柳くんの姿。
自分の目を疑った。この寒い季節に裸で眠る理由など140億年生きた俺もひとつしか知らない。
一旦乱れた布団を申し訳程度に寒そうな小柳くんにかけて、頭をフル回転させる。
だが考えても、考えても答えが出ることはなく、ひとつの答えらしきものがだんだん明確に浮き出てくるだけだった。
きっと寝起きで少し混乱しているだけだ。
1度お風呂に入ろうと体を起こした。いや、起こしたつもりだったのだが誰かに手を掴まれた。
まあ誰かと言っても俺の後ろにいるのはただ1人。何故か裸の俺の恋人、小柳くんだけだ
「小柳くん?どうしたんですか?」
『、、、』
「小柳くん?」
「、!?」
突然小柳くんに抱きしめられる。今日の小柳くんは何か変だ。
もう一度「小柳くん?」と出来る限り優しく、当たり障りのない声で聞く。
すると小柳くんが俺の耳元に口を近づけた。
小さな、俺にしか聞こえないような声で
『気持ちよかった』
という言葉が鮮明に聞こえてきた。
そんなことを言われて耐えられる男がいるだろうか。否、断言出来る。絶対に居ないと。
なんとか理性を繋ぎ止めていたがここまで煽ってくる小柳くんが悪いもんね。
我慢なんか俺には到底できるはずもなくその日は朝から大盛り上がり。
最初はいやとかやめてとか言ってた小柳くんも最後はもっとに変わっていて笑みがこぼれる。
でも実はその日、Dyticaの会議だった事は秘密にしておきます。