素敵だね二人手をとり歩けたなら

素敵だね二人手をとり歩けたなら

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ﾋﾟｺﾝ

／チャット画面

Br「おはよう〜」

と言い、Broooockもオンラインになった

おそらく、三人でゲームするんだろうな

二人でやりたかったのに

Br「僕も入っていい？」

10秒ほど待ったが、シャケさんから返事は無い

さすがに可哀想なので

Sm「いいですよ」

と渋々返事をする

すると、シャケさんから

Shk「じゃあ○○やろうか」

とメッセージが来る

入っていい？という質問にはすぐ答えなかったのに

脳裏に『もしかして』とひとつの考えが浮かんだ

シャケさんも二人でゲームをするしたかったんじゃないか、と

……そんなわけないか

俺はモヤモヤしながらも三人で遊んだ

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いきなり、友人から電話がかかってきた

二人に「ちょっと離席する」と言い残し、オフライン状態にしてから友人からの電話に出た

遊びに行こう、というようなものではなく、同窓会に行くかどうかという少し大事なものだった

そのため、少し長引いてしまった

ざっと10分くらい話していたと思う

電話が終わり、戻ってきた瞬間

とても驚いた

チャット画面に表示されたのは

Broooockからの

「好きです」という文字

それはシャケさんに向けてだった

唖然として口から声が漏れてしまった

なぜ今オンライン状態にしてしまったんだろう

最悪だ

Br「あ、スマさんおかえり」

Sm「ただいま……ごめんね」

「お幸せに、これから3人で遊ぶのは控えようか」

そう言い残し、オフライン状態にした

これでいいんだ……これでよかったんだ

でもなぜか涙が出てくる

これでよかったって思っているのに

でも……でもなぜか

悲しくてたまらない

「シャケさんはぶるーくのことが好きそうだし……ｯ」

「ぅああｯ」

何年ぶりだろう

こんなに声を出して泣いたのは

息もできない

胸が苦しくて、喉が苦しくて酸素が入らない

……でもシャケさんが幸せなら

それは俺の幸せ

ﾋﾟｺﾝ

シャケさんから個人的にメッセージがきた

いつも三人で会話していたので、個チャは使ったことがなかった

……今は既読を付けたくない

ごめんなさい、シャケさん

瞼が重い……今日はもう疲れた

久しぶりに自然と眠りについてしまっていた