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麗視点


今日も見回りに来た


ただ、風鈴のように賑やかな声は聞こえてこない


そりゃそうだ。こっちのシマはほぼ飲み屋だけなのだから


寂しいとは思うが、風鈴に戻りたいとは思わない


いや、思わないようにしているのほうが正しいか、、、


麗「あっ、そういえば十亀と風鈴に行くんだった」


忘れてたや


十亀のところに行こう


数分後


麗「いたいた。十亀ー‼」


十亀「ん?」


十亀「麗じゃーん。準備できたぁ?」


麗「うん、できたよ。行こうか」


2人はトンネルへと足を進めた


風鈴 着


麗「そういえば、なんで風鈴に来たの?」


十亀「風鈴限定の瓶ラムネを買いたかったらぁ」


麗「ほんっと、瓶ラムネ好きだよね」


十亀「そりゃあねぇ」


麗「、、、」


十亀「?ねぇ、なんでさっきから俯いてるのぉ?」


麗「周りを見ればわかるよ、」


十亀「?」


十亀はすぐに辺りを見回した


そして見えた光景は、、、


街の人々がこちらをジロジロ見ており、耳を澄ませば麗の陰口が聞こえてきた


風鈴では麗の良からぬ噂が広がっているようだ


麗「早く済ませて帰ろう」


十亀「、、、そうだねぇ、」


十亀は横を向き


麗に向かって石を投げようとしていた不良を


十亀「ギロッ」


強く睨んだ


不良「ヒッ、」


もちろん不良は一目散に逃げていった


麗「何してるの?置いてっちゃうよ」


十亀「うん、すぐ行くぅ」



麗「よし、買えたし帰ろうか」


十亀「うん、、、」


麗「はぁ、まだ根に持ってるの?」


麗「あんぐらい平気だよ」


何があったのか簡単に説明すると


瓶ラムネを買いに店へ入ると


店主「なぜ裏切り者の麗がいる!?今すぐ出ていけッ!!」


と店主に怒鳴られてしまった


十亀「だって、」


麗「とにかく僕は平気だから」


麗「早く帰ろう?」


十亀「わかったぁ」


そして2人が少し足を速めようとしたとき


???「麗、、、?」


麗「!」


麗にとって一番聞きたくない声であり


一番安心で馴染みのある声


麗を呼んだ声は震えていて、今にも泣いてしまいそうな感じがした


麗「はぁ、どうして会っちゃうのかな」

闇に溶けた私の行方は?

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コメント

2

ユーザー

不良と店主◯したい…((( 今回もめっちゃ最高!!!

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