through the light
続きいらっしゃい。
えっと、六話からかな、、?
記憶を辿りながら書きます。
宜しく。
地雷注意!!
通報☒
、、、、、、、俺殴られる、?
そうだよな、無断で人ん宅入って、
その上、自分の存在を隠そうとした、
、、これって立派な犯罪だよな。
、、、、多分、、
蒼? 『うっさいんだよ!!!兄さん達は!』
橙 『ちょっ、蒼ッ!!!』
桃 『ッ、、、』
久しぶりに感じたこの痛み、、
何度も何度も味わっても、
やっぱ辛い。
桃 『ッ?!?!あ”いたッ、、、ッ』
頭痛とともに流れてくる、
小さい頃の記憶。
何度も売買された頃の、、だ。
話聞いてるの、?!
俺が無反応だからって殴った人。
頭痛はさっきより酷くなる。
桃 『あ”ぅ”あ”ぁああ”ッ、痛いッッ!』
脳の中に手を入れられ掻き回されているようだ。
痛みはおさまらない。
あんたなんか、さっさと死ねば良いの、
俺が出来損ないだから殴った人。
捨てればよかったのにと、
あの頃は何度も思った。
桃 『ヒュ‐、ヒュ‐ハッ、、』
段々と周りの声が聞こえなくなる。
怖くて痛くて、つらい過去の下で、
過呼吸は止まらない。
消えちまえ。
息ができない。
もしもあのとき消えちまえば、
楽になれたのかな。
殴られず罵倒されなかったのかな。
桃 『ヒュッカヒュヒュー、、カッ、ゴホッゲホッッ』
其の儘自然に俺の身体は木の床に近づく
分からないまま倒れた。
桃 『ヒュッ、、、あぅ、』
クラッ、バタッ
橙 『桃ッ?!?!ちゃんと息しい?!』
そう言われたが息をする余裕が作れず息のできないまま意識を手放す。
橙 『、、、、、、、、ッ』
橙 『兄さん、、助けてよ。』
そういった気がした。
目を開けると真っ暗な場所にいた。
人生の、半分以上が何も見えなかった俺には、何も感じないが、、
その瞬間
走馬灯のように記憶が蘇る。
消えちゃえ、バーカ。
俺が唯一行った小学校での記憶だった。
俺を買った人の家ではたくさん殴られて嫌なことをされ、
唯一行った小学校では、いじめを受けた
それ以来義務教育も受けていない。
正確にはそれ以外の記憶はない。
自分の本当につけられた名前も、
自分の本当の家の場所も、
俺の脳みそにはいらない情報のようだ。
桃 『、、にしても、何処此処、、』
夢にしては中々リアルだ。
解像度は多分低いが、、
汗を流し、疲れも覚える。
単な夢ではなさそうだ。
? 『ひぐぅ、、、、グスッ』
とっさに声のする方をみて身構える。
誰か、、居る、?
泣いているのはわかる。
だが何処にいるか見当もつかない。
教えて、、
その想いを受け取ったのか、
不意に彼(?の声が聞こえる。
何処か馴染みのある声色だ。
? 『ズビッ、誰か、其処にいるの、?』
吃驚して、
自然に声が出る。
桃 『!!!何処、、、?』
みっともない、弱々しい声だった。
でも、何故か誇りに思うくらい。
胸がワクワクした。
暗闇の中声がする。
さっきと同じ声だ。
? 『わかんない、、俺も俺が何処にいるのか、、』
そう言ってから彼は、
何かを決めたように、大きな声を出した。
? 『ねぇ、君の髪のイロ何イロ、?
俺は赤イロ、!!』
そして意味のわからないことを自信満々に言った。
い、、、、、、ろ、?
いろ、井路?イロ、?
なんだかわからない。
何それ、?
その時、ある記憶が蘇る。
捨ててた記憶から這い出るように、
途切れ途切れだった。
も、、、く、
き、みのか、、い、、ろ、
桃 『ッ!ぴ、、ぴんくいろ、、?』
その時言った、
ぴんくいろ、が何かはわからないけど
何故か達成感が湧いた。
その瞬間、
現実世界に連れ戻されるように、
目が開いた。
そして安堵したような橙の声、
橙 『あッ、やっと起きたぁあ、』
泣きそうな声色だった。
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ありがとうそしてよろしく。
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