??.ぁ、起きましたか?
紫苑.…え゙っ、
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叶.駅で泥酔した紫苑さんが絡んできて…、
叶.今にも倒れそうで心配だったので少し休憩してました、笑
爽やかな笑顔で微笑んでくるお兄さん
段々と理解が追い付いてきた
吐いたりしてなければ良いんだけど…、
紫苑.なるほど、有難う御座います、っ!
紫苑.迷惑掛けてすみません…、えっと、お兄さんは大丈夫ですか、?
申し訳無さと羞恥心が私を襲う
叶.僕は全然!元気でよかったです、!
紫苑.ほんっとありがとうございますっ!良かったらゆっくりしてってくださいねっ、!
紫苑.ぁ~、あの腹を切ってお聞きするんですけど、
ふと思い出してしまったのだ。
当然、不安に駆られてしまって聞かずには居られなかった
紫苑.ストーカーとか、見ませんでした?
叶.……、ストーカー?
紫苑.はい、最近被害に遭ってて…、笑
苦笑いで場を濁しながらもストレートに聞いてみる
お兄さんは少し考える素振りを見せながら口を開いた
叶.僕はずっと見てましたけど…それらしい人はいませんでしたよ、?
叶.寧ろ、紫苑さんから絡んでた位で、笑
紫苑.うわぁ、ほんとですか、?
紫苑.私結構酒癖酷くて、誓く控えますね…、
流石に飲み屋にまでストーカーは来なかったようで一安心
叶.ほんとそうしてください
叶.おじさんにぶつかったり、チャラそうな男に絡んだり、…見てるだけでウザかった、笑
お兄さんの雰囲気がガラッと変わる
雨が降ってきたのか、外からは水の滴る音が聞こえてきた
目覚めて数分
段々酔いが冷めてきた頃、私は嫌なことに気が付いてしまった
叶.……、?
思えば可笑しい事ばかりだ
名前も、家の場所も教えていないはずなのに
当たり前のように知っている。
それに、ずっと私の事を追い駆けているような口振り
紫苑.…、すと、ーかぁ、?
叶.ぁ~、ばれちゃった、?♡
コメント
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あら、笑 おめでとう笑