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「 死ぬほど愛してる 」
○○と半間の夢小説です 。
○○sideでお話が進みます 。
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○○ ) ねぇ、半間はなんで私と付き合ってるの ?
半間 ) ん〜〜 、 お前が面白いから
○○ ) 何それ 。
ずっと疑問に感じてきた事を聞いてみたものの
ちゃんとした答えは帰ってこない 。
本当に私の事が好きなのか 。 ルックスもそこそこな私をなんで隣に置いているのか 。
付き合って半年経つけれど彼が考えている事は
何も分からない。
半間 ) … んなもんお前が好きだからに決まってんだろ 。 分かんだろ
彼は私の不満を察したのか耳を少し赤くしながらそう言ってくれた 。
半間君はずっとそうだ 。 私が少し不満そうな顔をするとすぐ察し言葉を付け足してくれる。私は彼のこういうところがとても愛おしく思う
○○ ) ありがとう 。 耳赤いよ ?
半間 ) 今暑いんだよ 。 ダリィ〜な 。
本当は照れているくせにと言いたくなるけれど
それを言ったら彼が拗ねることを私は知ってるからあえて何も言わず微笑んだ 。
半間 ) あ、 俺用事あるから帰るわ
○○ ) 用事なんて珍しいね 。
半間 ) 今日集会があるんだとよ 。 〇〇はこれからどーすんの ?
〇〇 ) 私は特にする事もないし家でゴロゴロしとこうかな
半間 ) そっか 。 じゃ行ってくるワ 。
そう言いいつも吸っているタバコを片手に持ち、彼は出かけた。
彼が出かけてから5時間は経つ 。 もう23時だ。彼が朝帰りをするのは何時もの事だから特に気にはしない 。
けれど少しお腹がすいてきた 。 この時間に出歩くのはダメって彼に言われてるけれど、少しコンビニに出掛けようと思い準備を始めた 。
徒歩5分圏内にコンビニはあるがこの季節だとやはり寒い 。 はぁ、と息を吐くと気霜が出る。
コンビニに着いたら絶対カップ麺を買おうと
1人で考えながら歩いているとコンビニの駐車場に着いた
〇〇 ) やっと着いた 、
そう独り言を零しながら駐車場を歩いていると、駐車場に見覚えのあるバイクがある。
彼のバイクだ 。 もしかしたらコンビニに彼がいるのかも?と疑問に思いながら店内に入ると、やっぱり彼がいた 。
長身でスラッとしているのに筋肉質な彼 。
一目で分かる 。だけれど横にいる女の子は誰だろう。友達かな 、 「浮気」なんて事は疑いたくないからあえて考えないようにする 。
〇〇 ) あれ、修二じゃん !
半間 ) …〇〇 、?
女 ) え、彼女さん?
〇〇 ) その人は友だ…
そう言いかけた時、彼が言葉を被せてきた
半間 ) 悪い 。……魔が差した 。
彼は何に対して誤っているのだろうか。魔が差したって何が?彼はただ女友達と居てたまたまコンビニで鉢合わせただけでしょ?なんで謝まっているの ?
〇〇 ) え、 なんのこと、?友達じゃないの?ねぇ、!!!
心の中ではやっぱり「浮気」だなんて思いたくなくて半泣きになりながら彼に近寄る
女 ) 私帰るね、、!
そう言い修二と一緒に居た女の人は帰るがどうでもいい。用があるのは彼だけなんだから
〇〇 ) どういうこと ?? 説明して!!
半間 ) … ここじゃあれだから外に出んぞ 。
彼の言葉に黙って頷き、彼の言うままコンビニの外に出て駐車場で話し始める。
〇〇 ) ねぇ、浮気じゃないよね 、?
半間 ) … 浮気 、
誤魔化そうともせず、少し気まずそうな顔をする彼は本当に申し訳なさそうだった 。
〇〇 ) なんで… なんで浮気したの ? 私じゃダメだったの 、
彼のたまに見せる赤らめている耳も、体温も匂いも全て私だけのものじゃなかったんだ 。
私だけの貴方、そう思いっていたのは私だけだった 。
彼が浮気したという事実をやっぱりどうしても受け止め切れずその場に崩れ落ちてしまう。
〇〇 ) なんで ……
半間 ) 理由とか特にねーけど、魔が差したとしか言えねーワ 、
〇〇 ) 修二は私の事もう好きじゃないの?
半間 ) …スキ 。 大事に思ってる 、
〇〇 ) なのに浮気したんだ 。
半間 ) 本当に悪いと思ってる 、、
そう彼を攻めるけれど、内心私だって彼のことが大好き。浮気されようが大好き。
不器用な愛をしっかり感じていたから 。
〇〇 ) もう、いいよ 。
半間 ) …どういう意味 ?
〇〇 ) この件はなかったことにしよう 、
半間 ) は?それでいいのかよ
〇〇 ) だって、私修二の事浮気されても好きなの 、
半間 ) んだそれ 。
〇〇 ) 浮気されてすっごく苦しいけどでも別れるなんて想像できない 、
涙が溢れてきたと同時に、浮気男に依存している私の情けなさと、苦しさで胸がいっぱいになった 。
半間 ) オレはお前がいいならやり直したいって思ってるケド 、
〇〇 ) けど ?
半間 ) お前本当にそれでいーのかよ
〇〇 ) ウン 。 私はいいの 。
心の内側の苦しみには触れないようにする。
また彼と一緒に居たいから。
半間 ) そ 。 オレもう二度と浮気とかしねーから 、
〇〇 ) うん 。
半間 ) これからはお前のこと第1で考える 、
〇〇 ) うん 、、
半間 ) さみーし帰ろうぜ 。
本当にこれでいいのかなんて心の奥で考えていたりするが気にしないことにした 。
そのまま私と彼は手を繋いで家へ帰った
帰宅したあとも気まずい沈黙は続き
彼も気まずそうだ 。
私は彼に気を使わせないよう1人でソファーで眠りについた 。
ねぇ、なんで浮気したの 。 私の事好きじゃないの ? 私にくれた甘い言葉は偽りだったの ? それでも私は貴方がスキ 。 でも他の人にも同じ甘い言葉を囁いてたなんて想像したら胸が苦しい 。 吐きそう 。好きなのになんで苦しいの 。 好きって言う感情はもっと…ッ
半間 ) 〇〇 !!起きろ !!
〇〇 ) え、ぁ、ゆめ、?
半間 ) 魘されてたけど大丈夫かよ 、?
〇〇 ) う、うん 。
それから地獄の始まりだった 。
私は眠ろうとする度に彼の浮気の夢ばっか見て辛くてしんどくて寝れない日々。
寝不足で気持ち悪く食べ物も喉が通らず
徐々にやつれた 。
半間 ) なぁ、1回病院行こうぜ 、?
〇〇 ) ………大丈夫だよ 。
半間 ) お前そのままだと死ぬだろ …
凄く心配そうな顔で私を見てくる。こんな彼を見たのは初めてだ。きっとあの浮気相手もこの顔は知らない 。 嬉しい 。 浮気相手に勝った 。 そんな気持ちが頭をよぎる
でも苦しいのはもう嫌 。
寝たらあの悪夢を見てしまうから寝れず、寝れてない為吐き気と疲労と睡眠が酷く食事もままらない。彼が心配してくれるのは本当に嬉しいけれどもう私の心と体が持たないかもしれない。そう1人で考えていると彼が
半間 ) …なぁ、まぢで言い難いんだけど、
〇〇 ) 何 ?
半間 ) 今日稀咲と打ち合わせあんだよ
〇〇 ) うん 。
半間 ) 2時間で戻るからちと行ってきてもいいか…?
〇〇 ) … いいよ 。
半間 ) 悪いな 、 すぐ戻る
〇〇 ) うん 。 気をつけて
半間 ) 帰ったらお前の見たがってた映画付き合ってやるからな
〇〇 ) ありがとう 。 ねぇ修二
半間 ) ン ?
〇〇 ) 修二の事死ぬほど愛してるからね
半間 ) んだそれ 。 それはこっちもだから 。
あの人同じ彼は耳を少し赤らめてそう言う 。
とても愛おしい
〇〇 ) じゃあいってらっしゃい
半間 ) 応 。
彼が出ていってすぐ私は 「自殺」の準備をし始めた。私がこの道を選んだのは彼のことが嫌いになったからじゃない。
彼は私が体調を壊し始めて自分のせいだと自分を攻めていた。私には分かる。彼は彼ながらに責任を感じているのだろう。彼は女なんて私の他にいくらでも居るのに私の事を手放さなかった。彼なりの誠意だろうか
でも私は自分のために死を選ぶ 。
彼に対する依存心、いつまでも終わらない不調、彼のせいでこんなに苦しんでいる自分が情けなかった 。
こんな事を思うのはクサイけれど
好きすぎて辛い 。 という事だと思う 。
そんな事を1人でモヤモヤ考えながら
カッターを持って浴室に向かった 。
浅く手首を切ってみたらぷっくり出てくる私の血 。 それと同時に彼との思い出が頭を何度もよぎる 。
あの愛おしい体温も匂いもタバコの匂いも
私のモノではなくなってしまった 。
〇〇 ) 死ぬほど愛してる 。
そう独り言を呟いて手首を深く切った 。
彼が一生私の事を引きずってほしいと願って