なんかこういうのに憧れて始めちゃいました☆
どうもカキフライです☆大馬鹿者ですね、
って、んなこたぁどうだっていいんすよ☆(?)
まぁ絶賛厨二病なのでご了承を。シリアス&死ネタ(多分)なのでご注意ください。では始めますよ〜
はぁ、と大きなため息が1人のオフィスに響く。「なんで僕が….」
上司に脅され仕事をさせられて、1人オフィスに残っている。黙々とパソコンとにらめっこしていたせいか、目が疲れてしまったようだ。どうせ家にはまだ帰れないので少しスマホを触って休憩することにした。
ふと、あるサイトに目が留まる。
なんだこれ、と思いながら興味本位でそのサイトを閲覧してしまう。….よく読んで見ると、本当に買えるようだ。
「アホくさ」
と口では言いつつ、購入ボタンを押してしまった。
やっと会社から開放された日、家の前に小さな段ボールが置いてあった。3日前に届いたようだった。
家に入り、箱の中を開けてみる。するとそこには、1週間ほど前に頼んだ「あのボタン」と共に説明書が入っていた。しかし、説明書を読むのは面倒なので読むのはやめた。
「うわ、まじかよ…..」
内心、恐怖を覚えながらも、そのボタンを押すことにした。
….が、青森と酒を飲む約束を思い出したのでその後に押すことにした。もうすぐ約束の時間なので身支度を始めた。
そして僕と青森は居酒屋に着いた。
「岩手、何頼む?」
「そうだな….じゃあ焼酎で」
「はいよ〜、僕は日本酒にしよっと〜」
そんな会話をしている間にも、あのボタンの事が頭の隅にはあった。
「浮かない顔してどうしたんだ?」
ふとそんなことを聞かれ、焦ってしまったが冷静を装い、答えた。
「そんな顔してたか?」
「うん、あ!もしかして、仕事のことで悩んでらっしゃる〜?w」
「う、ま、、まぁ合ってはいる…..」
「その悩み、この先輩に打ち明けてみなっ」
そんなことを言ってドヤ顔をしていたので、半分呆れていた。
「いや、遠慮する」
「なんで!?」
こんな楽しい会話をしながら、半日が過ぎた。
そして、家に戻った。
「あー、楽しかったぁ….また一緒に飲みた…..」
そうだ、僕は死ぬんだった。本当に死ぬかは分からないけど。
そうして、僕はボタンを手に取り押す準備をした。指がボタンに近づくたび、死が近づくたび、心臓の鼓動が大きく聞こえた。
───はは、なにを怖気付いているんだ、ボタンを押すだけで楽になれる、こんないい事無いんだぞ….
カチッ
ボタンのスイッチ音が響いた。しかし、何も起こらなかった。
「やっぱ偽物か、そんな簡単に死ねるわけないもんな。」
ガッカリしている反面、どこか安堵している自分がいた。
次の日、朝食のご飯を食べながらニュースを見ていた。ボッーとニュースを見ていると、ふと、見たことある家が映った。青森の家だ。
[昨夜、一般男性が自宅で死亡しているのを隣人が発見したそうです。死亡推定時刻は夕方と見られ…..]
「…..は?」
分からなかった。何故….何故…..
ふとボタンの存在を思い出した。確か説明書もあったはずだ。
【説明】
【本商品におきましては、一切責任を負いませんのでご了承ください。
使用方法
ボタンを押すだけ!!
※購入した直後にボタンを押すことをおすすめします。押さないと周りにいる人が犠牲になる可能性があります。】
厨二病感マシマシやなあああああ☆☆
ではではあああ☆
コメント
11件
ぎゃああああああ青森ちゃんんんんん!