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お 、 お っ ?! ✨️ どろっどろ ですな ?! ︎🫶🏻♡ この後 桃さんは目を覚ませたのだろうか ... 🤔💭 めっちゃ好きだ 😭💕 参加ありがとう .ᐟ.ᐟ
『 目を覚ます方法 』
#. 星の欠片 集まったよ!
・赤桃(多分初めて)
・グリム童話部門
・最後のみグリム要素有
・桃視点
・赤裙屑要素有
ꕤ••┈┈┈┈┈┈┈┈••ꕤ
赤 「 ないく~ん!!! 」
桃 「 なにww 」
赤 「 愛してる!! 」
桃 「 え、急すぎ…// 」
桃 「 変に照れるからやめて…/ 」
なーんて。
そんな幸せ、上手いこと続く訳なんてなくて。
りうらの目に映るのは、
スマホ、パソコン、お酒、そして新しい相手。
もはや隠すつもりもなかったらしい。
“りうら他に好きな人できてさ。”
“まぁまだ付き合うとかはないんだけど。”
“こんなんじゃ嫌でしょ。別れる?”
ある日唐突に言われた。
意味、分かんない……。
今までカラフルだった世界がこんなに真っ暗になるなんて。
新しいお家を見つければいい。
りうらと、別れてしまえばいい。
でもいざというときに”別れよう”なんて言えるはずもなくて。
“別れたく、ない…”
答えてしまった。
“そっか。”
そして君は、”そっか”の3文字が俺の心をどれだけ苦しめたのか、きっと知らない。
…………………………………….
しばらく経ってから、りうらは殆ど家に帰らなくなった。
おそらく、新しい人と遊んでいるのだろう。
だからこそ、久しぶりに帰ってきてくれるときはすごく嬉しかった。
)ガチャッ
桃 「 …!! 」
桃 「 おかえり!!! 」
赤 「 あ、ないくんただいま。 」
赤 「 あの、早速で悪いんだけど別れよ。 」
赤 「 付き合うことなったからさ。 」
どうしてこんなに世界は黒いのだろうか。
今日だけは、りうらが恐ろしい魔女に見える。
いや、りうらはずっと前から魔女だった。
桃 「 うん、わかっ、た… 」
赤 「 この家もすぐ出てくから部屋片付けてくるね。 」
こんな魔女みたいな恋人、普通なら嫌いになるだろう。
でも俺にはどうしても無理なんだ。
絶対に別れたくない。
りうらを他の人になんて渡したくない。
今日は俺が魔女になってやる。
真っ赤で、それはまるでりうらの瞳のような色の林檎を見つめる。
嗚呼、美味しそう。
初めてりうらを見たときも思った。
“美味しそう。”
一欠片も残さないように喰ってやる。
りうらも、この真っ赤な林檎も。
)ガリッ
桃 「 っあ゛…… 」
桃 「 ぅ゛……ッッ 」
桃 「 りぅ゛、ら…… っ゛ 」
苦しい。
息ができない。
段々と遠退いていく意識の中、視界の端にりうらが映る。
)ぇ、ないくん?!?!
俺は幸せだ。
大好きな人に心配されるなんて。
苦しくて、息ができなくて、もう、目も開けていられない。
静かに、目を閉じる。
ねぇ知ってる?
毒林檎を食べた白雪姫は、王子様のキスで目が覚めたの。
俺の王子様はりうらだよ。
目を覚ます方法は教えたんだから。
りうらのキスで、真実の愛で、
俺の心を満たしてよ___。
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どのグリム童話なのか伝わったかなぁ🙄
下手くそでごめんね🙏
最後まで読んでくださりありがとうございました✨