この作品はいかがでしたか?
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コメント
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( ˇωˇ ).;:…( ˇωˇ...:.;::..( ˇ;::: .:.;: サラサラ.. 尊すぎないかな?? ノベルもチャットも上手すぎてちぬ
┏┛墓┗┓<あぁ~……好きやわぁ………
好きです ‼️‼️‼️ ノベル上手すぎて横転したよ 😐😐 こういうやつ大好きだから嬉しすぎるぞ 🫵🫵🫵 チャットの方で書いてみたいぞよ ‼️‼️‼️‼️‼️ 書いていいなら喜んでめちゃくちゃ書きますぞ ‼️‼️‼️‼️
「あぅ”ッふッ♡///」
「可愛いね、♡」
「もっと、おぐッついて、?♡///」
「ふふっ、いいよ♡」
小さい頃から大人に、色んな事を無理矢理、教えられてきた。
お前は疫病神なんだから、いらない奴なんだから、少しでも奉仕をしろとかなんとかで…
社会について、人間の体について、政治について。
様々な事を、教えられてきた。
そのせいか、えっちな事に、興味を持ってしまった。
そして、タイミング良く、性について教えてもらった。
オレは、更に興味を持ってしまった。
遂には、「顔は良いから、ホストとかで働いてこい」と言われた。
それは、オレにとっては、より性について知る事が出来るチャンスだと思った。
しかし、親の選択はどうなっていたのか。
男同士専用の人形として、体を売る事になった。
つまり、オレは下にいなければならない。
相手を、下として、気持ち良くさせなければいけない。
そんなの、いくらなんでも無理だと思った。
だが、初仕事の時間になってしまった。
相手は沢山いた。
毎日毎日、誰かと体を重ねた。
その度に、オレは何かを失っている気がする。
正直、ヤるのは気持ち悪かった。
そんな時、同い年ぐらいの客が来た。
彼の名前は“蘇枋 隼飛”。
なんだか、いつもの客とは違う気がした。
だから、つい積極的になってしまった。
「なぁ、なんで来たんだ?どこでオレを知ったんだ?」
など、様々な質問をしてしまった。
きっと、その時のオレは子犬みたいだっただろう。
「……君は、誰に対しても、そんな感じなのかい?」
「あ?違ぇよ。お前だけだ」
「へ〜、オレだけ、ね…」
こいつは何故か、オレがそう言った後、嬉しそうな笑みを浮かべた。
オレは、それがなんでか、本当に分からなかった。
「ねぇ、早速ヤっても…いいかな?」
その質問に対し、オレはただ頷いて、自らベッドの方へと移動するだけ。
(なんでだろ…裏切られた感じがするのは…)
きっと、こいつもヤるんだな、と思いでもしたんだろう。
だけど、こいつに抱いてもらえるのは、期待でしかなかった。
今までのやつと比べて、優しくて、気持ち良くて、自ら求めたくなる人だった。
その後も、何回か会い、オレの体を思い、などと体を重ねてもらえなくても、話をたくさんした。
蘇枋から聞いた話は、どれも聞いた事のない話ばかりで、たまにはこういうのも良いなと思った。
蘇枋の事は、人としては好きだ。
だが、なんでか…人として、のはずなのに、モヤモヤするのは、なんでだろうか。
「なぁ、蘇枋…なんで、抱いてくんねぇの?」
ここ最近は、抱いてくれず、ただただ話すだけ。
他の客は抱いていくのにな、とか思っていると、
「君を傷付けたくないから」
なんて言いやがる。なら、なんで来るんだよ。
オレは、お前なら、蘇枋なら、傷付けられてもいいと思っているのに。
そんな事を思ってるんなら、他の奴をオレに近付かせない様にして欲しいのに。
「オレは、蘇枋に抱いてほしい」
正直に言った。だけど、仕事柄、そう簡単に信じてもらえなかった。
「他の客にも、そういう事を言ってたりする?」
「言わない。言うのは絶対に、蘇枋だけだ」
相手はオレの目を見てくれている。
なら、この言葉は本当の事だと、少しは思ってくれるだろうか。
そんな、根拠もない期待をオレは抱いた。
蘇枋は、オレの声色と目で、そう思ってくれたのか、キスをしてくれた。
いつもと違った、濃いキス。甘い吐息。これだけで、オレは蘇枋を欲してしまう。
「なぁ…蘇枋は、オレの事、好き?」
「うん、人としては、好きだよ」
蘇枋の答えを聞いて、はっきりした。
やっぱり…恋愛としての好きだなんて、オレ相手に持つはずがねぇよな。
でも、オレは、蘇枋が好きだ。恋愛としての意味で、好きだ。
だけど、今はまだ、体の関係。
いつか、友達になれたらいいな。
いつか、好きになってくれねぇかな。
そのためにも、ちゃんとアピールしたり、良い子でいなきゃかな。
なんだろうと、どういう形でも、蘇枋に会える貴重な時間、しっかりと噛み締めよう。
この時間だけでも、オレは1日を過ごしていける。
この仕事を、続けられる。
それに、続けてないと、蘇枋に会う方法がなくなるからな。
いつまでも、オレは蘇枋を好きでいる。
だからどうか、体の関係でもいいから、まだまだオレと一緒にいてほしい。
『体の関係でもいいから』end